外川淳のレビュー一覧
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幕末の志士8人+補足8人にフォーカスし、漫画と現代口調でわかりやすくストーリー化。
迫力というところでは、黒金ヒロシにかなわないけれど、わかりやすいのはまめこさんのほうかなぁ。
この漫画家(まめこ)、異色の経歴の持ち主で、大学では国際関係学部でインドネシア語を専攻し、インドネシアに2年間留学。
帰国後に漫画家としての人生を歩みはじめるのだけど、グローバルな彼女がなぜ漫画?というのが興味深い。
海外生活をしたからこそ、日本史に興味をもつのは、なんとなくわかるんだけども。
しかし、逸話もおおく、面白く読めました!
個人的には勝海舟いいね。
土方歳三はめんどくさそうやね。
■坂本龍馬
肩書 -
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歴史上の人物に親近感が湧く本だった。
登場人物の物語を素早くざっくりわかるから、読んだ後に、実際どうだったんだろうとか調べたくなる。
入門にぴったりの本だった。
登場人物、土方さんとか本当はもっと怖いと思うけど、なんかめっちゃ可愛い感じに描かれていたw
最初は、顔が同じに見えて、入り込めないんじゃないかなーとか思った。
でもそんなことはなく、がっつり親近感を持って全部読み終えた。
個人的には西郷さんの顔が忘れられないw
日本史の授業だと、人ごとの生涯として説明されないから、急に西郷さんどうした!?みたいになるけど、人ごとに書かれていると、理解しやすかった。
個人的には、この本を読んで、大久 -
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明智光秀は昔から興味を持っている人物です、いまだになぜ「本能寺の変」を起こしたのか、私の中ではしっくりしていないものがあります。
明智光秀の子孫が書かれた本も面白かったのですが、最近では最新の歴史研究をベースに、多くの歴史書を読みこなし、そしてそこに書かれている真偽を多くの観点から考察したうえでの結果が、今回読んだ本のようにまとめていただけるので、読者としては大変に助かります。つくづく良い時代にいるなと思うこの頃です。
この本に最後の方に、光秀が指揮した全合戦の成績が載っていました、15勝2敗4分だそうです。2敗のうちの1つは、戦死することとなった「山崎の合戦」です。抜群の成績ですが、それ -
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ネタバレ「女子のための」ってタイトルに引っかかりつつも・・・
これが大爆笑するぐらいにおもしろい!!!!
解釈が今風すぎるぐらい今風なのと、まめこさんのマンガ表現がすごくマッチしているのがいい。
一番のおすすめは岩倉具視の章。
確かにこの人、公武合体策をすすめたことで不信を買って朝廷を追い出されたり、蟄居生活を強いられた上、転々とさせられたりと不遇な時期がありました。
そんな頃をまめこさんのマンガで表現すると・・・
・蟄居している家の中にpunpun191マークと黒い靄が渦巻いていて、真ん中に怒り顔の岩倉。家の外には「あの家なにか黒いもやが・・」とつぶやくまめこさん一家。
また、外遊後の -
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ネタバレマンガです。
見ての通り、かるーい感じ(?)のタッチなので、自分の中の土方像となんかちがう・・・(`Δ´)
と、ならずに済みました。
右上のバラガキが土方さんですね
幕末の偉人たちを主人公にひとり20ページほどのマンガで生涯を描いています。
登場するのはこの方々↓↓
●坂本龍馬
●土方歳三
●勝海舟
●西郷隆盛
●大久保利通
●岩倉具視
●木戸孝允
●高杉晋作
歴史好きな人には「そんなの常識」な内容かもですが。
絵がかわいくて、どんな場面もクスッと笑える書かれ方になってます。
土方さんの回では浪士組結成の過程を
「TO松平容保サマ 荒れてる京都、警備したいんだけどいいすか?」
「い -
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ネタバレ光秀に自身の現状を重ね、「明智光秀、牢人はなぜ謀反人となったか」で共感した点も多かったため、別の視点から光秀を知りたいと思い、この本を手に取った。
本書では、光秀が信長に対して感じていたプレッシャーが強調されていた。信長は超現実主義者で、人を単なる機能として評価するため、少しでもパフォーマンスが低いと容赦なく圧力をかける。その結果、光秀は精神的に追い詰められた。また、信長と光秀の間にはコミュニケーション不足があった。例えば甲州征伐の同行時に、信長は光秀が天下布武に必要な人材であるとの評価を明確に伝えず、光秀に監視役をつけなかったことや、本能寺における迂回行動の少なさなどから油断が生じた。こう -
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ネタバレ[ 内容 ]
現代人の龍馬像は、司馬遼太郎の名作『竜馬がゆく』を起点とし、司馬の描いた龍馬像によって定説が成された。
しかし、残された手紙から読み取れる龍馬像は、正反対の考えの持ち主であることが見受けられる。
本書では、もっとも確実な史料といえる手紙の徹底分析により、真実の姿を再検証する。
[ 目次 ]
序章 手紙から読む龍馬の生きざま
第1章 故郷を遠く離れて―江戸修業~神戸海軍操練所閉鎖
第2章 挫折からの雄飛―亀山社中結成~お龍との出会い
第3章 薩長同盟締結への道―薩長同盟交渉~第二次長州征伐
第4章 土佐二十四万石を動かす―海援隊結成~いろは丸事件
第5章 突然の幕切れ―大政奉還~ -
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最近読んだ同じジャンルのホンは
龍馬を愛した女たち
坂本優二 (著)
読後感は
幕末史というタイトルだけど
中身は8人の人物の生まれて死ぬまででした
たがいにリンクしてはいるので
偉人たちを通して歴史通になろうという趣旨なのですね
それで、予備知識なく読むとどうなのだろう
たとえば龍馬伝見ている人であれば
おさらい的に読めるでしょうが
幕末偉人に興味ない人が読み進めたら
ダイジェスト過ぎるかもしれないですが
まあ日本史の教科書に出てくる人物なので
大丈夫なのかな
どっちかというと
歴史通になるというより
あなたは誰の偉業成し遂げスタイルが好き?という
何歳までにこんなこと、あんなことをしてお