野本陽代のレビュー一覧
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オリオン座の左肩の赤い星、ペテルギウスが超新星爆発しそう、という話から、星の一生、宇宙の姿、天文学の歴史と現状までをさらりと読める、かなりお買い得な本。文章には無駄がなく、解説は丁寧で分かりやすい。
ペテルギウスは、星にしては近所にある。それが爆発したらどうなるのか?とりあえず、一番最悪のシナリオ...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
私たちの宇宙観を変えた美しい写真の数々。
宇宙の最前線がわかる。
[ 目次 ]
第1章 ハッブル宇宙望遠鏡の栄光と苦難
第2章 宇宙の謎に挑む
第3章 星の誕生と死
第4章 衝突する銀河
第5章 太陽系の天体たち
第6章 ハッブルの今後と次世代望遠鏡
[ POP ]
[ おすす...続きを読むPosted by ブクログ -
歴史上の出来事に関しては「カラー版ハッブル望遠鏡が見た宇宙」(野本陽代/Rウィリアムズ/岩波新書)「カラー版続ハッブル望遠鏡が見た宇宙」(野本陽代/岩波新書)と重複する部分も多いです。
21世紀に入ってからのハッブルの情報やこれからの宇宙望遠鏡の展開についてわくわくして読み進められます。
そして、綺...続きを読むPosted by ブクログ -
ベテルギウスのみならず、最新の宇宙の動向という未知の分野に関して記述した一冊。
宇宙物理学の入門書としては最適。Posted by ブクログ -
高校の時、物理は全くお手上げだった私がこの年になってこの手の本を読み漁るとは。
でも宇宙は面白い。
物理学が理論を構築し観測によって確かめる。予想外の観測値が得られた時、それを元に理論が書き換えられる。
宇宙は加速膨張している、という結論にたどり着くまでのストーリーは本当にエキサイティングです...続きを読むPosted by ブクログ -
ベテルギウスは間もなくその一生を超新星爆発で終える。 それは数万年後かもしれないし、明日かも知れない。 それを観測することが出来れば、多くの謎が解けるだろう。 本書は超新星爆発と宇宙の構造の研究がどのように進んで来たかを易しく解説する。 宇宙が加速膨張しているという、2011年ノーベル賞を受賞した研...続きを読むPosted by ブクログ
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オリオン座の中で明るく輝く赤い星ベテルギウスは晩年を迎えている。星が一生の最後に自らを吹き飛ばす現象「超新星爆発」。ベテルギウスは今、いつ爆発してもおかしくない状態にある。地球からこんなに近くで起きる超新星爆発は史上初のこと。過去、超新星は数々の宇宙の謎解きに役立ってきた。ベテルギウスが爆発したら何...続きを読むPosted by ブクログ
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ベテルギウスがこんな事になっていたなんて・・・。もしかすると、既に爆発しているかもしれないってことですよね。この星以外のことも情報盛り沢山。何度も読み返したくなる一冊。Posted by ブクログ
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ベテルギウスの爆発
宇宙の神秘が少しでも理解できるかと読み始めたが
宇宙脳ではない私は
宇宙について優しく説明されているに違いない本書であるのに
なにやらチンプンカンプン
それでも読み進めていけたのは
その中にも幾つものへぇーが有ったから
宇宙を知るには
天才のひらめきと粘り強い精神の両方が必要と...続きを読むPosted by ブクログ -
ハッブルの撮った美しい天体写真約百点とともに,この宇宙望遠鏡計画の経緯,得られた成果,次世代の宇宙望遠鏡まで,一挙に紹介してくれる。遅れに遅れた打上,ピンぼけ,予算削減…。紆余曲折はあったが,史上初の宇宙望遠鏡ハッブルはたくさんの成果をもたらしてくれた。
宇宙空間はホントに物がなくて透明で,遠く...続きを読むPosted by ブクログ -
超新星爆発というキーワードから最新宇宙論を紹介している。
恒星の性質、進化、その最期。これらを本書の前半で簡潔に解説し、後半では恒星までの距離の求め方はどのようにするのか、そして宇宙の膨張について書かれている。
説明はわかりやすく、特に前半の恒星の話は定性的で、とても明快であった。HR図の見方も...続きを読むPosted by ブクログ -
基本的にハッブルの撮影した宇宙の写真を沢山掲載した写真集で、解説の文章は少ないです(いや、新書として少ないだけで写真集としては多いか)。ただ新書版で写真のサイズが限定されるので、電子書籍で購入してiPadなどの大画面で表示するのが良いのかも。なお、写真は綺麗です。惑星から深宇宙まで一折網羅されている...続きを読むPosted by ブクログ
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いつ超新星爆発してもおかしくないというオリオン座のベテルギウス。
ベテルギウスが爆発したら何が起きるのか。
そして宇宙が加速膨張しているという最新の宇宙論について。
取り敢えず、ベテルギウスが爆発しても地球にガンマ線が降り注ぐことはなさそう(*´∀`)-3Posted by ブクログ -
この本によると、2012年人類史上最大の天体ショーが始まるかもしれません。オリオン座の中で明るく輝く赤い星ベテルギウスは星として晩年を迎えています。いつ超新星爆発を起こしてもおかしくない状態とのことです。超新星の最新研究をサイエンス・ライターの著者がやさしく解説してくれています。Posted by ブクログ
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オリオン座で最も明るく輝く赤い巨星、ベテルギウスがいつ超新星爆発を起こしてもおかしくないという最新の観測結果の紹介から始まって、星の誕生と進化、超新星爆発のメカニズム、天体観測の歴史から超新星爆発の研究の最前線、そして2011年のノーベル賞受賞対象となった宇宙の加速膨張の発見までを(駆け足気味ながら...続きを読むPosted by ブクログ
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ビジネス書や堅めの本に疲れたときなど、気分転換に読むことが多いのが宇宙関連本。本書は、ベテルギウスの超新星爆発がいまにも起きるかもしれないという、なんともワクワクさせられる題材がテーマ。その時、昼間でも明るい星が見えるようになるのだそうです。
ただ、ベテルギウスについて書かれているのは1章のみ。全...続きを読むPosted by ブクログ -
恒星がペアで存在していて、太陽にもネメシスという相棒がいることとか、三角法では測れない遠い星までの距離の測り方など知らないことがたくさんわかりやすく書かれていた。Posted by ブクログ
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明日なのか、数万年後なのか、ペテルギウスの爆発は宇宙の歴史からみると目の前だ。
星は寿命となるとより重い物質の核融合が活発になり、自らの重力で加速度的に潰れ始める。あまりに急激に潰れるので、中心部で物質が激しく衝突をして今度は高温かつ強烈な衝撃波を生む。その衝撃波が星の表面にたどり着いたときに大爆発...続きを読むPosted by ブクログ -
ベテルギウスの超新星爆発の内容やメカニズム、そして、宇宙の科学もさることながら、天文学の歴史も面白い。『天文学』は科学的な学問で時折ちんぷんかんぷんになるけれども、名前に≪文学≫と付くだけあって、時々文章の中にでてくる表現にロマンを感じると言うか自分のわくわく感がそそられる。
科学、化学だけでなく、...続きを読むPosted by ブクログ -
ベテルギウスは最初の第一章だけ,副題の加速膨脹についても最終章で触れられる程度。メインは宇宙論の発展について。シン『宇宙創成』で読んだのでざっとさらう感じだった。
ベテルギウスは,今年にも超新星爆発してもおかしくないと話題になってる。もしすれば,満月くらいの明るさになって昼でも見えるようになる。...続きを読むPosted by ブクログ