二木謙一のレビュー一覧

  • 「その後」が凄かった!関ヶ原敗将復活への道

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    「真田丸」を視聴しており、その絡みで購入。
    まんまと販売戦略に乗せられましたが(笑)、関ヶ原の戦いに関与した全ての大名の行く末を追いかけることができたので、大満足です。
    書著にも明記されていますが、最後は「誠実」が肝要。
    最大の教訓をいただきました。

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    2017年05月07日
  • 秀吉の接待 毛利輝元上洛日記を読み解く

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    だいぶ前に読み終わっていた本ですが、昨日ふとパラパラと。
    黒田邸に滞在していた毛利一行のところに、宇喜多からの使者として『明石伊予守全登』が訪問…とあるのですが、『伊予守』は全登でなく、父親の明石景親の受領名。そして明石掃部が『全登』と名乗るのは、関ヶ原前後では…という辺りで、ここはやはり父親のほうの訪問…ということなのでしょうか…。原典の記載が気になるところであります☆
    などとメイン内容とはおおいにズレたことを書いてしまいましたが、いろいろな意味で、戦国ファンにはオススメの一冊です♪

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    2012年04月09日
  • 「その後」が凄かった!関ヶ原敗将復活への道

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    ネタバレ

    2016年、40冊目です。

    真田丸に便乗した帯ですが、つい平積みされていると買ってしまいます。
    戦国武将は、人気ですね。
    関ケ原の合戦で敗軍の将となった者たちのその後の人生を掘り起こしています。
    当然、歴史のスポットライトを浴びることがないので、ほとんど世間では知られていないことです。私自身も9割以上は知らない事実ばかりでした。
    取り上げられている武将たちは、ほとんどがその人だけで歴史上に名を遺したのではなく、信長、秀吉、家康という天下取りの主人公たちとの関わりの中でその名が出てくる者たちです。平たく言えば、脇役たちです。でも、天下取りの主物語を読む時には、必ず彼らの名前を目にします。しかし

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    2017年03月05日
  • 戦国武将の手紙

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    戦国無双4の発売を待つ間、予習に読み始めました。

    取り上げられている手紙自体は、知っていれば真っ先に思い浮かぶものがほとんど(例:信玄なら浮気を疑った小姓宛ての手紙)。最初は物足りなさも感じたけれど、手紙を軸にそれぞれの生涯や人物像をざっと学んでいけて、楽しく読めました。

    戦うことが生業だった時代、今とはもちろん価値観が違うけど、家族や身近な人の大切さとか、身を切られるような決断を迫られた時の心情だとか、変わらない部分もたくさんあるんだろう。

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    2014年04月30日
  • 秀吉の接待 毛利輝元上洛日記を読み解く

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    豊臣秀吉は人たらしで有名ですが、この本を読むとその接待ぶりや、豊臣政権の一端がうかがえて面白いです。また、お付き合いが多く大名稼業も楽ではない事が分かります。

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    2011年09月18日
  • 秀吉の接待 毛利輝元上洛日記を読み解く

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    時は天正十六年(一五八八)、舞台は豊臣秀吉の人誑しの凄さと絢爛たる桃山文化が開花し、秀吉の手により改造された京都。
    西国の雄・毛利輝元は秀吉に初めて対面するため緊張と不安が入り混じるなか、上洛の旅に出る。
    そこに待ち受ける関白秀吉のもてなしとは。

    [ 目次 ]
    第1章 上洛への旅(重苦しい旅立ち;厳島に祈る ほか)
    第2章 初めての京都(妙顕寺の宿所に入る;聚楽第で関白に謁見 ほか)
    第3章 楽しき京都(八朔節供;参議豊臣輝元と羽柴安芸宰相の肩書 ほか)
    第4章 大阪城の関白秀吉(さらば京都;秀長の大和郡山城を訪問 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆

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    2011年06月08日
  • 秀吉の接待 毛利輝元上洛日記を読み解く

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    秀吉に臣従した毛利輝元の上洛顛末を日記にもとづき再現していく。気をつかう行事や大名間同士の交流がうかがわれ興味深い。特に各イベントにおける参加者と席次が面白かった。

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    2010年01月23日
  • 戦国武将に学ぶ究極のマネジメント

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    心に残った言葉

    ▶︎人多し人の中にも人ぞなき、人となれ人人となせ人
    人は多いがその中にもこれぞと思う人はいない。しかしどうせこの世に生まれたからには、その、これぞと思われる人になれ。いや、そういう人になるように、人を教育せよ。という家康の歌。


    ▶︎努力家の常識人
    書物を読む目的は、物知りになるためではない。わが身の行いを正しくするためである。(徳川家康)

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    2021年02月07日
  • 秀吉の接待 毛利輝元上洛日記を読み解く

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    儀礼関係に詳しい書物というのは珍しい。室町時代との連続性の視点で書かれている。織豊時代というのが室町の儀礼の延長にあることもよくわかる。政治的主体の変更は、文化や伝統を一挙に変えるものではないのが良くわかる。そういう意味でも、わびの茶道の成立はやはり大きな出来事だったのだろう。

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    2011年07月21日