二木謙一のレビュー一覧
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「真田丸」を視聴しており、その絡みで購入。
まんまと販売戦略に乗せられましたが(笑)、関ヶ原の戦いに関与した全ての大名の行く末を追いかけることができたので、大満足です。
書著にも明記されていますが、最後は「誠実」が肝要。
最大の教訓をいただきました。Posted by ブクログ -
だいぶ前に読み終わっていた本ですが、昨日ふとパラパラと。
黒田邸に滞在していた毛利一行のところに、宇喜多からの使者として『明石伊予守全登』が訪問…とあるのですが、『伊予守』は全登でなく、父親の明石景親の受領名。そして明石掃部が『全登』と名乗るのは、関ヶ原前後では…という辺りで、ここはやはり父親のほう...続きを読むPosted by ブクログ -
2016年、40冊目です。
真田丸に便乗した帯ですが、つい平積みされていると買ってしまいます。
戦国武将は、人気ですね。
関ケ原の合戦で敗軍の将となった者たちのその後の人生を掘り起こしています。
当然、歴史のスポットライトを浴びることがないので、ほとんど世間では知られていないことです。私自身も9割...続きを読むPosted by ブクログ -
豊臣秀吉は人たらしで有名ですが、この本を読むとその接待ぶりや、豊臣政権の一端がうかがえて面白いです。また、お付き合いが多く大名稼業も楽ではない事が分かります。Posted by ブクログ
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[ 内容 ]
時は天正十六年(一五八八)、舞台は豊臣秀吉の人誑しの凄さと絢爛たる桃山文化が開花し、秀吉の手により改造された京都。
西国の雄・毛利輝元は秀吉に初めて対面するため緊張と不安が入り混じるなか、上洛の旅に出る。
そこに待ち受ける関白秀吉のもてなしとは。
[ 目次 ]
第1章 上洛への旅(重...続きを読むPosted by ブクログ -
秀吉に臣従した毛利輝元の上洛顛末を日記にもとづき再現していく。気をつかう行事や大名間同士の交流がうかがわれ興味深い。特に各イベントにおける参加者と席次が面白かった。Posted by ブクログ
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心に残った言葉
▶︎人多し人の中にも人ぞなき、人となれ人人となせ人
人は多いがその中にもこれぞと思う人はいない。しかしどうせこの世に生まれたからには、その、これぞと思われる人になれ。いや、そういう人になるように、人を教育せよ。という家康の歌。
▶︎努力家の常識人
書物を読む目的は、物知りになる...続きを読むPosted by ブクログ -
儀礼関係に詳しい書物というのは珍しい。室町時代との連続性の視点で書かれている。織豊時代というのが室町の儀礼の延長にあることもよくわかる。政治的主体の変更は、文化や伝統を一挙に変えるものではないのが良くわかる。そういう意味でも、わびの茶道の成立はやはり大きな出来事だったのだろう。Posted by ブクログ