北端康良のレビュー一覧
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お金のことを考え始めると、不安だらけになりますよね。
その不安、もしかしたら、あなたが持っている「お金のビリーフ」が原因かも。
笠井裕予氏・北端康良氏共著の本書は「お金のビリーフ」と「お金の初体験」に焦点を当てたもの。
それぞれ簡単に説明すると、次のようになります。
・お金の初体験:無意識に思い込んでいる「お金観」を作る、きっかけとなった出来事
・お金のビリーフ:「お金の初体験」と、その経験からつくられた「お金の思い込み」のこと
「お金の初体験」や「お金のビリーフ」は、その人の経験によって異なります。
本書は、自分が持っている「お金のビリーフ」を改めて知り、お金に強くなるビリーフに変える -
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・お金が貯まらない人はそもそものビリーフに問題がある。
ビリーフ=過去の経験、親の言動にモロに影響を受けてしまう思い込みのようなもの。
まずは自分のビリーフを把握して、そこからお金の貯まるビリーフに変化させていくことが大事。
「お金はある・お金はもらえる」
・お金の価値より、自分の方が価値あるものと思えるかどうか。
自分に付加価値をつけていくには?
時間を経験と交換
→経験を知識・能力と交換
→→知識・能力を信用と交換
・・・経ていくことで、どんどん価値が上がる⇒お金になる!
・貯蓄:自己投資:固定費:変動費=2:1:4:3
がバランス良し
・お金≠万能 ということに気づく
自分という -
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ココ・シャネル、ウォルト・ディズニー、バフェット、ゴッホ、坂本龍馬といった偉人たちの出生を分析し、その主観と環境にどのような欠乏感と充足感を持ち得たか、また、それが後の功績にどのように影響したかを分析。 これらの分析結果をもとに、読者自身の欠乏と充足はどうだったかによるタイプ分けが学べる。
偉人分析とは、7つの習慣のコヴィー博士もとった自己啓発アプローチですが、本書は啓発というよりも、自分のマーケティングといった方が適切かもしれません。
「なんでそんな簡単な事できないんだろう」周りに感じることってありませんか? ソレを簡単に出来ることがあなたの才能だとすると、本書はその才能にもとづく「考え -
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2011年に亡くなったスティ-ヴ・ジョブズが何故あそこまで、革新的な発明を行うことが出来たのか?その理由は天才ジョン・レノンがあれ程世間を感動させることの出来る楽曲を提供できたのと同じ理由であるとの結構衝撃的な内容の見解が書かれている本です。
ジョン・レノンもジョブズも「居場所」が定まらない「孤独」を抱えた少年時代を過ごし、「歌」「コンピュ-タ-」と武器は違えど二世間と戦った後は「愛と繋がり」を訴えたその点に共通点があるというのです。
この本は、幼少期の経験で主観的にその人物が「ある点」に目を向けるか、「ない点」に目を向けるかによりその人物が望むものが異なってきており、あなたの「主観」が他 -
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実用書ではなく、メンタルの本
予想外に過去のお金の初体験を振り返る機会になった。
私はお金より価値がある
お金に力があるのではなく私に力がある
というお金に強い人のビリーフにシフトすると決める
私のお金の初体験は、
お金はない×もらえることもあればもらえないこともある
だった。
振り返ると、
うちは貧乏よ、
自転車操業なのよ、
母に言われて育ったし、
実際、奨学金も借りた。
片付け下手な実家は、
いつも雑然としていて、周りから貧乏とバカにされることもあった。
母は、祖父が私達にはお年玉をやらないで他の孫にはあげている!と憤慨していて、
子ども心に、どうせもらえない、というビリーフは -
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前世紀に世界を変えた偉人が偉人たりえた理由をその出自という観点で捉えたのが本書である。
機能不全な家庭で育った子供は、その環境が過酷であればあるほど類稀なる能力を有する。環境が時に生存を脅かすほどひどい場合は能力はより大きくなる。文字通り必死なのである。
継続は力なりのことわざもあるが、どれだけ一つのコトに打ち込むか、極めるか。また、それが時代の感情にシンクロしているか。即ち誰もが心の底で抱いているが、誰もそれをカタチに出来ずにいる時に、コトを成すコトがイノベーションである。
この本を読んで自分には無縁だと思ったり、仮に似た出自だとしてもそこまでは出来ないという、何者にもなれない読者は多いだろ -
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のべ5000人のデータから、才能の源泉を暴き出そうと試みる本。
「ある」か「ない」か。マーケターかクリエイターかの問いからはじまる。
現状に満足し、それを紹介したり広げたりするひとが「ある」人。
現状に不満を持ち、変えるために何かを生み出す人が「ない」人。
自分はどちらの人か、まず考える。
そして、日々の行動の中から感情の源泉を探る。
ある出来事に対してどう思うのか、自分にとっては自然な思考でも、他人にはわからない流れがたくさんあるはず、
そこから、自分を掘り下げていく。
さらに、「目に見える結果」から「能力の源泉を探る」
どこに成功して、どこに失敗するのか。どこにモチベーションがあるのか