Hisa Andoのレビュー一覧
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既に発売から10年が経過しているが、プロセッサに関わる技術の分かりやすい本としては今でも良本と呼べると思う。
さすがにNehalemの細かい記載は懐かしいが、メモリ周りから仮想化まで、非常に詳細かつ分かりやすい。
内容的には、情報処理試験で学ぶこととかなり重複するが、ここまで分かりやすく説明してくれ...続きを読むPosted by ブクログ -
1章 プロセッサとコンピュータシステムの基礎
コンピュータを構成する主要素を説明
・プロセッサ
・メモリ
・入出力装置
2章 プロセッサの変遷
省略
3章 プログラマのためのプロセッサアーキテクチャ
マイクロアーキテクチャ
パイプライン
キャシュ
速度低下を引き起こす...続きを読むPosted by ブクログ -
なんとなく見た目から気軽な気持ちで読み始めたが、なかなかどうして骨太な内容でとても勉強になった。
扱ってる内容はとても幅広いが、内容は浅すぎず、ハードに疎い自分のようなソフト屋さんが一般教養を身につけるにはとても良い本だと思う。Posted by ブクログ -
技術評論社WEB+DB PRESS plusシリーズの本はどれもしっかりと作ってあるという印象を受ける。それは著者をしっかりと選んでいるからだろうと思う。本書もこれだけの内容を単著者で書かれている。おそらくは、この世界でも経験が豊富で有名な方なんだろう。
プロセッサを"支える"技術というタイトルか...続きを読むPosted by ブクログ -
プログラマが効率の良いプログラムを書くための本で、コンピューターサイエンスを学ぶような学生が読むのにちょうど良い本だと思いました。
スカラ、分岐予測、メモリといった既存のプロセッサを説明したものから、最近出てきた仮想化の仕組みなども説明されています。
あまりソフト屋さんは意識するところでは無いかもし...続きを読むPosted by ブクログ -
尊敬する同期I君の紹介。
「プロセッサを支える技術」というタイトルから、なんとなくCPUの内部設計に関する話を想像していたのだが、それだけではなく、メモリやGPUなどと強調していかに効率よく処理をするかという工夫が歴史に基づいた形で紹介されている。
キャッシュのしくみなどアプリケーションプログラムの...続きを読むPosted by ブクログ -
計算機に携わるらしき人々は概要だけでも知っておくべきである事が綺麗で丁寧にある程度きっちりと書いてある。計算機に関わるすべての人への入門書、と言ったところ。良書。また、中盤~終盤のやや具体的な技術解説やGPUまで言葉のみならずしっかりと紹介した今後のプロセッサ技術などにも丁寧に触れ続けており、プロセ...続きを読むPosted by ブクログ
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CPU がどの様に動作するのか解説。効率よく処理するためのメモリ制御や、コーティングの方法、メモリ領域の宣言の仕方など。マルチスレッドの解説もPosted by ブクログ
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現在のプロセッサに使用されている機能をわかりやすく解説している。
プロセッサを効率的に使いたいプログラマを対象とすると書いてあるため、一見したところOSやコンパイラの開発者をはじめとした、ハードに近い人たちを対象としているかのように感じてしまう。
しかし、アプリケーション側のソフトウェアを作る人から...続きを読むPosted by ブクログ -
現代的で素晴しいコンピュータ・アーキテクチャのテキスト。コンピュータ・アーキテクチャの基礎から、仮想化支援機構、マルチコア、GPGPU といった最新の話題まで手広く網羅する。さすがにこれだけ豊富な内容で A5版 380ページでは個々の説明が簡略になるのはやむを得ないが、非常に適切に簡略化されているの...続きを読むPosted by ブクログ
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かなり詳細で専門的なところもあるが、文章が丁寧で新しい技術情報も取り扱ってくれているので興味深く読めた。
一部理解しきれないところもあったのでまた時間があったら再読してみたいと思う。Posted by ブクログ -
CPUがどのように進化してきたかを丁寧に解説している良書。
プログラマ向けにどのような店に注意すべきかも書かれているので、多くのプログラマに読んでもらいたいと思う本でした。Posted by ブクログ -
全体的な歴史や、GPGPUなどについても言及しつつ、IntelのIA32のアーキテクチャを中心に現在のマイクロプロセッサの諸技術について解説している。
本書はマイクロプロセッサ技術者というよりも、マイクロプロセッサを使う側、IT Proやプログラマ、PCの自作を行うユーザーが、プロセッサメーカーや...続きを読むPosted by ブクログ -
だいぶ前に買って積読していました。自作PCを初めてやって、ハードウェアに興味が湧いたので読んでみました。曖昧さがなく簡潔でわかりやすく、本当に理解している著者がかくまとまった専門書で、値段以上の価値があることを再認識しました。CPUのマルチコア化や動作周波数の向上や、電気的な仕組みとそこにある消費電...続きを読むPosted by ブクログ
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わかりやすい(と思う)。
章構成が巧みで、前の章で理解した内容が前提になる箇所はなるべく近くに置かれている感じで、あれ、なんだっけ?みたいのはあまりなかった(と思う)。
個人的な興味がマッチしていたのも要因か。Posted by ブクログ -
本書は2017に発行されたものだから最新の動向は載ってないが、GPUは高メモリバンド幅だけどメモリサイズはCPUより小さい。一度にたくさんデータを処理できるけど置いてはおけないみたいな感じかな。
内容所々理解不能だったけどGPUのハードからソフトまで広く書かれていたのは良かった。Posted by ブクログ -
技術評論社の『GPUを支える技術』読んでるんだけど、めっちゃ楽しいんだけど、4章のアーキテクチャの部分わからないー。パタヘネ続き読んでから読むと楽しそう。「ディープラーニング部分正確ではない」みたいなレビューを見たけど、主眼はハードウェア理解なのでぼくとしてはヨシ。
にしてもいままでGPUって「な...続きを読むPosted by ブクログ -
GPUのハードウェアとしての解説が大変参考になった。
- 単精度浮動小数点演算が何並列で動くのか
- メモリ階層と、それぞれのアクセスコストの目安
- これらをソフトウェア視点でどのように制御するのか
について、仕組みとして理解することができた。
ARMやx86などの汎用プロセッサについての基本的...続きを読むPosted by ブクログ -
かなり最新情報までアップデートされていて、詳細で大変参考になる。
改訂を続けないとすぐに古くなってしまいそうだが。
一点だけ、ムーアの法則のところでゴードン・ムーアのことを何の疑いもなくマイケル・ムーア(こちらは映画監督でしょう)とサラッと書いてある。こういう些細な事で、全体の信頼性に疑問を持たせる...続きを読むPosted by ブクログ -
値段に対してものすごい内容の濃さの一冊。真面目に読むと数ヶ月かかりそうなので、斜め読みなので、また読み直したい一冊。手元にあって損はない。Posted by ブクログ