長尾三郎のレビュー一覧

  • マッキンリーに死す 植村直己の栄光と修羅
     日本を代表する登山家・冒険家を綴った作品だ。1986年ノンフィクション賞受賞作をした作品である。
     植村は、エベレスト、北極横断、そしてマッキンリーの単独登頂という偉業を成し遂げた。
     カメラマンを載せたセスナ機に向かって手を振る遭難した植村氏と、翌日、散乱する荷物をテレビの映像があった。私が子供...続きを読む
  • マッキンリーに死す 植村直己の栄光と修羅
    1982年2月、いよいよ夢の南極大陸三000キロの犬橇単独行と、南極最高峰ビンソン・マシフ登頂に向けて日本を出発、サンマルチン基地に十一カ月滞在し越冬生活を送るが、イギリスとアルゼンチンの間でフォークランド紛争が勃発し南極を断念、大きな衝撃を受け失意の帰国。
    その後支えてくれたスポンサーの経費を回収...続きを読む
  • エベレストに死す 天才クライマー加藤保男
    世界最高峰エベレスト(8848m)の頂に春・秋・冬の三度登頂!
    エベレスト三冠王の偉業を成し遂げた日本が誇る天才クライマー加藤保男(33歳)さんの劇的な生涯。
    ライバルだったメスナーは8000m峰14座無酸素登頂者になっただけに、加藤さんの早過ぎる生涯が悔やまれる。
  • マッキンリーに死す 植村直己の栄光と修羅
    春や秋に、バーベキューに行ったときに、1冊持っていって、食後にひと遊びして、その後、ボーっとしながら、読んでみてみたら、人生観が広がるのではないでしょうか。
  • 氷海からの生還
    遭難したのはやっぱり寒いオホーツクの海
    救命ボートに乗れたのは5人だけ
    あとの11人はそんな暇もなく船と一緒に沈んでしまう
    助かった5人のうち2人は体力を消耗し次々と亡くなってしまう
    やっぱり寒い海は過酷だ
    わし震える
    16日間漂流しソ連に流れ着き奇跡的に助かるが話はそこで終わらない。
    亡くなった遺...続きを読む
  • 週刊誌血風録
    女性自身、週刊現代と週刊誌ブームの中で記者そしてアンカーをつとめた長尾氏の週刊誌回想録。時代を切り取り、スクープを連発した週刊誌ジャーナリズムの裏側。
  • 虚構地獄 寺山修司
    なぜか寺山修司さんには惹かれてしまう

    マッチ擦る つかのまの海に 霧ふかし
     身捨つるほどの 祖国はありや

    この短歌にも惹かれてしまう

    丹念に丹念に寺山修司さんの足跡を追って、
    綴られた労作です。

    読み終えた後に、少し猫背の後ろ姿の寺山修司さんが見えてくるようです。
  • マッキンリーに死す 植村直己の栄光と修羅
    長尾三郎の『死す』三部作の一つ。

    植村直己の生涯を追ったドキュメンタリー。
    初めてこの本を読んだのは大学1年のときだった。

    日本人で初めてのエベレストサミッターであり、世界で最初の五大陸最高峰制覇者。
    すべての冒険を成功させてきた植村だが、冬のエベレストや南極大陸横断から失敗が続く。

    そして、...続きを読む
  • エベレストに死す 天才クライマー加藤保男
    長尾三郎の『死す』三部作の一つ。

    エベレストサミッター三冠王の加藤保男の生涯を追ったドキュメンタリー。
    大学1年のときに、この「死す」三部作を読んで大きな衝撃を受けたことを覚えている。

    加藤保男は世界で初めてエベレストを南北から登頂し、さらに厳冬期に単独登頂を果たし三冠王を手中にする。

    3度共...続きを読む
  • マッキンリーに死す 植村直己の栄光と修羅
    世界初の5大陸最高峰登頂や北極点やグリーンランド単独行に成功し、43歳で厳冬のマッキンリーに姿を消した、植村直己の栄光と挫折。
    手記や手紙、家族や知人や仲間からの取材によって世界的冒険家植村直己の素顔に迫るノンフィクション。
    壮大な夢とロマン。タフな冒険の世界でしか生きられなかった、人間、植村直己の...続きを読む
  • 氷海からの生還
    昭和60年(西暦1985年)4月20日正午に出港した沖合底引き漁船「第七十一日東丸」がオホーツク海で遭難し、16人中3人が厳寒の氷海を救命ボートで16日間漂流した末に、生還した奇跡の実話。
     突然の転覆時に、極寒の海で、救命ボートへ辿り着いたのは5人。内2人は漂流の過程で、ボートの中で、力尽きて亡く...続きを読む