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部下は絶対やってない! 現職警官の飲酒ひき逃げ事件。事故なのか? 仕組まれた殺人なのか!? “モサい”ながらも正義に燃える古今堂航平は、弱冠29歳で大阪府警中央署署長に着任した。その矢先、管内で警官による飲酒ひき逃げ事件が発生。身内の失態を揉み消す記者会見に利用された古今堂は、不信感を拭いきれず自ら孤独な捜査に踏み出す。人情派キャリアを描く正統派警察小説。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
大阪中央署の署長にキャリアで警視の古今堂航平が就任した。その4日後、現職の警察官が飲酒運転の上市民をひき逃げし、自宅で自殺を図ったと言う事件が起こる。事件に疑問を持った航平は、中央署の署員達の協力を得ながら、事件の真相を暴く。 飲酒運転で市民をひき逃げした現場、行った事があるけれど昼間でも静かなとこ...続きを読むろです。夜だったら目撃者なんていないだろうね~と言うようなところです。知っているところが出てくるので、場所を思い出しながら読みました。 ところで、ここでの大阪弁の会話、いつの時代なのかよくわからない位古い大阪弁なのでちょっとひきました。面白いけど。たとえば自分の事を「わて」という表現が出てきますが、リアルに聞いた事ありません。
大阪中央署に署長として赴任してきたキャリア署長の、キャリアらしからぬ、殺人事件の捜査を通して、警察社会の実態を面白く描く秀作。
これまで読んできた刑事小説で面白いと思ったのは、 一匹狼でカッコいい刑事が出てくるものだった。 この小説の主人公は、正直かっこよくない。 でも・・・ エリートなのに気取らず、一生懸命取り組んでいる姿を 見てると、つい応援してしまった。 最初の話からは想像ができなかったが、 最後になるとすごく深...続きを読むいところまで事件が展開しており びっくりしながらページをめくっていった。 はまった。 すぐに次の作品を手に取ったぐらい面白いと思います。
“モサい”ながらも正義に燃える警察官僚・古今堂航平は、弱冠29歳で大阪府警中央署署長に着任した。その矢先、管内で警官による飲酒ひき逃げ事件が発生。身内の失態を揉み消す記者会見に利用された古今堂は、不信感を拭いきれず自ら孤独な捜査に踏み出す。人情派キャリアを描く正統派警察小説。
新しいタイプの主人公でなかなか面白いです。 大阪弁コテコテですが^_^ ただ、個人的には最後の方のいろいろな利権の説明の部分がややこしくてちょっとマイナス。云いたいのは分かるし、問題なんだけど、もう少し簡略にまとめて欲しかった。 でも、次作が楽しみではある。
弱冠29歳で大阪の下町の中央署に署長として赴任。熱い正義感に燃えたエリートらしからぬ言動で、次第に現場の人情を呼び込んでくる・・・という予定調和のオヤジ小説。 着任早々に発生した警官による飲酒ひき逃げ事件を孤軍奮闘で捜査するんだが、ひき逃げ犯人とされた警察官が実は被害者だったということに気づくのが...続きを読むようやく後半になってから。と書いたところで(ほとんどの読者には想像できているだろうから)ネタバレにもならないだろう。 公営ギャンブルの主管庁 ()付きは主管でなく指導 ・競馬 --- 農林水産省 ・競輪、オートレース --- 経済産業省 ・競艇 --- 国土交通相 ・サッカーのトト --- 文部科学省 ・パチンコ --- (警察庁) ・公営カジノ --- さてどうなるんだろう? (2011/11/24)
姉小路祐の初読み。 その日はどうしても、『古書店の「100円コーナー」から1冊を選ぼう』という気分で・・たまたまタイトルが気になり(見覚えあり)、あらすじを読んだら面白そうな設定だったもんで、即購入。 警察機構への筆者の持論(特にキャリア制度についてのあれこれ…疑問やら矛盾やら問題点やら…)を疲労...続きを読むするために編まれた物語、というのが、率直な感想。 また、「ちょっと、出来すぎなんじゃ?」という展開もいくつかありはしたものの、、、 主人公のキャラに親しみが持てたのと、作者の主張にも共感できる部分が多かったのとで、ちゃんと楽しく読み進められた。 ただ……最後の方の政治的な四つ巴なんたらかんたらの話には、正直ついていけなかったけど。 ★3つ、7ポイント半。 2019.11.28.古。 ※続刊も数冊出ているみたい。古本屋で見つけたら読んでみよう、とは思えた一冊。 ※上にも書いたが、「タイトルに見覚え」がある……2時間ドラマとかになってたのかも?検索してみよ。
O女史おすすめ本。 私が警察モノが好きだからというので、さらっと読めるわよと紹介していただいた。 大阪を舞台に背の低い若すぎる赴任したばかりの署長が奮闘するお話。 協力してくれるメンバーもぽっちゃりさん?がっしりさん?な庶務係の未成年婦警さんだったり、皆異動や昇任したがっていたりとなかなかユニーク。...続きを読む シリーズ一作目ということもあってか?ちょっと主要な話が始まるまでが長く感じた。 そのわりに事件は唐突だったかなとも思う。 この事件の背景にはそんなことがと、事実が後から出てくる感じか。 とにかく出てくるキャリアの印象があまりよくない。 現場の若手警察官と小さな署長さんが、このあとのシリーズではもっと活躍してくれると良いなと思う。
【所長刑事】シリーズの第二弾を先に読み終わっていたけど、こちらの方がテンポも良かった気がする。関西弁にそこまで馴染みはないけど特に読みにくくもなく、私の頭の中でちょこまか動く古今堂のキャラは人情にアツくてちょっと好きだな。
久しぶりに著者の本を手に取ってみた。「刑事長」とか過去のシリーズもそういえば読んだっけ。大阪府警中央署を舞台にキャリア署長が捜査を進めるシリーズ一作目。「こんなことがきっかけ?」という点もあるが、まずまずの滑り出し。
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