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「何事も遅すぎるということはありません。ただ、“志気”があるかないか、ということだけです」――97歳でありながら、青年のように若々しく、何人もこばまぬ広い心を持ち、多くの人々から慕われる著者は、いかなる心境で毎日を送っているのだろうか。本書は、折々の法話、長年にわたる人との関わりを通して体得された、“元気に、いきいきと生きる”ための秘訣を語った珠玉の講話録である。「他者との関わりなしでは生きられないことを自覚し、親子・夫婦・友人の縁に対して、常に感謝の気持ちを持つ」「規則正しい生活をし、自分の仕事を忠実に果たすように心がける」「“心の夏時間(サマータイム)”を設けて、心にゆとりをもたせる」「与えられた生存期間を精一杯生ききる、と決心する」など、普段忘れがちでありながら、とても大切な心構えを説いている。“仏教会の長老”の確かな視座からのアドバイスが心に響く好著。『人生を生ききる』を改題。
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年02月07日
印象に残ったこと。
人は必ず死するもの。
もっと見近に、自分のものとして死を的確に受けとめてみると、そこではじめて、生きるということの尊さがわかってくる。
充実した生をすごすことが、豊かな死に通じる。
老人は、学ぶということについてはますます志気を高めて、壮年の人に譲ることがあってはならない。
往生...続きを読む
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