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恋愛における変なルール、個性は尊重するわりには、厳しい校則、どこからどこまでが友達なの? 性の多様性について考えることで、私たちを取り巻く「当たり前」から自由になれる。
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Posted by ブクログ
全く性多様性について知識のない人がイメージを持つために書かれた本。 分かりやすい例とユーモアのある書き振りがとてもよかった。 もう少し詳しい実情が知りたかったものの「はじめて」という書名の通りの内容だと思う。
LGBTのことだけでなく、人と違うことについてわかりやすく書かれていた。 カミングアウトしてもしなくても暮らしやすい世の中になってほしい。 「障害は個性」ではなく「障害は障害」って言葉にハッとした。
みんな自分らしくいるためのはじめてのLGBT。遠藤 まめた先生の著書。どんな個性も尊重されるべきだしどんな恋愛をしても自由。それは当然のこと。個性や恋愛を上から目線でコントロールしたり禁止したり批判したりする資格なんて誰にもない。LGBTという言葉そのものがなくなってはじめてLGBTが正しく理解され...続きを読むて浸透したと言えるはず。いまはLGBTという言葉が使われることも多いけれどきっといつかLGBTという言葉は死語になる。
読む前、私は「カミングアウト」が理解できなかった。普段、異性愛者がわざわざ伝えないのと同じく、性自認を公にする必要がないだろうと考えていた。自分は周りの人よりLGBTを考えている方だとも思っていた。 カミングアウトする必要がないのは、誰も困らずに暮らせる社会だけであって、今確かに生きづらさ、不安を抱...続きを読むえている人がいる。マジョリティを普通と捉えてマイノリティが無視される環境がほとんどなのが事実。 誰でもできることが自分にはできなくて、苦しい。それは同じように生きる権利が奪われていることになる。 当たり前って何?個性って?いつでも考えてみたけれど、もしかすると考えるのをやめていたかも。考えなくても、生きていけたから。ただ、どうしても考えずには思うように身動きがとれない人がいる。 「私はあなたのことを理解している。」という言葉より、もっと考えてみたい。境界や属性があいまいになるように、この本はたくさんの人に読んでほしい。
知っているようで知らないLGBT 中高生への導入になるかなと思って読んでみたが非常に読みやすかった。身近な人ほど言いにくいことがあるし、他人事と思っていては決していけないと思う。どう向き合うか考えさせられた。
身近な人ほど言えない。 それは、性に関することだけでなく、悩みであったり不安であったり、自分の中でマイナスなことを親しい人に打ち明けるのは誰しも躊躇ってしまうだろう。私自身、厳密に言うとLGBTではないが、性に関してはかなりのマイノリティであり、読んでいてものすごく共感できた。親にはそれとなく伝え...続きを読むてみたが、理解はされない。親しい友人にはまだ打ち明けられていない。大切な存在だからこそ、否定されるのは怖い。 恋愛についても、同性を好きになると上記と同じようなことが起こる。生きづらい。だが、それもまた自分であるから仕方ないと割り切って生きる。そんな生き方も悪くないと思うのだ。
友だち、個性、家族など身近な悩みから考える入門書。著者はトランスジェンダー当事者だが、LGBT以外の多様な性についても触れている。「当たり前」に縛られた社会は息苦しい。もっと自由に生きたいと願う人にすすめたい。 BLや百合を当事者はどう思うかずっと気になっていた。「様々な人がいるので、ネタにされて嫌...続きを読むだと思う人もいれば自分もファンという人もいる。描き方によっても評価は分かれる」という答えが腑に落ちた。それはそうだよね、異性愛を扱った作品だって同じ。
折につけ、触れようとはしているつもりなので、”はじめての”ではない分、物足りなさを感じたけど、はじめの一歩として適当な内容。
LGBTに関してはしっかり権利を認めて、普通に過ごしているうちに、薄皮を剥がすように世の中が変わっていくんだと思います。 勝手な偏見かもしれませんが、世代別の代表的なイメージとしては、僕らの曾祖母世代(明治時代)では「言語道断、絶対にゆるすまじ」。祖母世代(大正~戦前)では「そういう人もいるのは知っ...続きを読むているが身内にいては困る」、親世代(戦後)では「そういう人も幸せになって欲しい。でも自分の子供は「普通」に生きて欲しい」、そして僕ら世代(団塊~団塊ジュニア)では「色々な人がいるのが当たりまえ。出来れば自分の子供は異性愛であって欲しいけれど、同性愛でも幸せに生きていられれば良い」 と、きっと段階的に許容範囲が広がっていると思うので、多分孫世代はさらに許容範囲が広がっていくはずです。 その為には意識的に自分世代が歩みを止めないように、あらゆる差別的なものから目を背けないで、自分の心を洗い出すことが大事だと思います。
個性に関する章が特に興味深かった。 障害は個性、なんて言う人はいるが、当人にとっては障害は障害である、という考えを持っている人が多数いるという現実が深く胸に突き刺さった。障害は個性、なんて薄っぺらいことは言わないように真剣に障害について考えようと思えた。 また、日本の教育上苦手を克服することに重き...続きを読むを置かれているが、得意をひたすら伸ばすのが現代では求められてると思う。苦手すぎるのはよくないが、ある一定くらいできたらいいではないか、と思えた。
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みんな自分らしくいるためのはじめてのLGBT
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