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民間信仰がもっとも盛んなのは江戸時代ですが、その後、忘れられたように、衰退の一途をたどってきています。しかし路傍の御仏に献花されているのを目にするとホッとします。なぜ民間信仰が失われてきたのか、またどのようなものがあり、現在残されてきたのかを山口県光市に限って調査したのが、この本です。
この本は自費出版し光市図書館や関係先に配布させて貰いました。
しかし表題に「日本の原風景 路傍の御仏」とありますように、日本全国に仏さまはおられます。各地でまだ調査されていないところがあれば、僭越ながら、少しでもこの本が役に立つのではないかと思い出版させて頂きました。
「いま、ここに」という仏教用語ではありませんが、行動を起こす最後の時だと思っています。
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