刑務官が明かす死刑の話

一之瀬はち

罪を犯した者の生命を奪う刑“死刑”。
しかし、その詳細はあまり知られていない。
死刑執行までの過程や死刑の決まりなど、漫画家・一之瀬はちが実際に死刑に立ち会った刑務官から聞いた知られざる話を漫画化。
★単行本カバー下画像収録★

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: 竹書房
• 掲載誌・レーベル: バンブーコミックス エッセイセレクション
• ページ数: 128ページ
• 電子版発売日: 2021年04月30日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 104MB

[ブクログ · ★★★★★]

漫画でなくても？　何故か知ってる話多かったのは、藤原ひとみのまりなシリーズのお陰かもしれない。こちらの話では、ありえない死刑後の生き返りが話がされてる。死刑執行までのストレスは、ある意味罰かもしれない。それに関わる人達のメンタルケアあった方がいいよ！

[ブクログ · ★★★★☆]

確率は0.1%。選ばれたとわかるのは当日の朝。同時にボタンを押すのは3〜5人。どれが動作したかは不明だが確実に足下の床は開かれる。死刑囚を抑える役の刑務官もいる。泣いても命令は拒否できない。特別手当は現金で渡され、使い切るのが暗黙のルール。後には何も残せない。立ち合いを事務官に委ね続ける検察官もいる。その場に居合わせたくないのは誰もが同じ。ヴェールに包まれる処刑場。現場を想像できなくて存続を支持してしまう。世界の7割が廃止する理由は加害者への情状酌量だけではあるまい。執行の社会的コストは決して安くはない。

[ブクログ · ★★★☆☆]

普段知ることのないことを知れる。
刑務官は滅茶苦茶大変な仕事らしい。
人の死と向き合う覚悟のいる仕事。

ただ、知らないが故に、どこまで真実かは不明だ。