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木と家を愛すミサワホーム技術陣の活躍。理想の住まいの実現に部品から工法まで一貫するミサワ技術陣の完全プレハブへの挑戦! ――ミサワホームO型の爆発的人気に続きO2型、省エネ住宅の華S3型、001と、次々にヒットをうみだすミサワの秘密は何か? 若きリーダー・三沢千代治に率いられるデザイン、技術陣のめざす完全プレハブの理想像を追いながら、文化をつくるという自負と住宅の未来への挑戦を、ドラマチックに再現して描く。<全12巻>
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Posted by ブクログ
第5巻は、完全プレハブの家を日本に定着させようと戦ってきたミサワホームの技術者たちが描かれています。 この巻では、技術的な努力とともに、消費者のニーズにどのように答えていくのかという、もう一つの戦いの舞台にも焦点が当てられており、新鮮な気持ちで読みました。
ミサワホームが1万棟を売っていた時代の物語(昭和50年代)。第2次オイルショックを受け、三沢社長のカリスマのもと、エネルギー自立住宅の開発を目指す。太陽光エネルギーを活用した自給自足である。現在(2013年)、国策として省エネ住宅を推進し、2020年に省エネ基準の義務化に向け、ゼロエネルギー住宅(Z...続きを読むEH)やLCCM住宅への誘導政策を進めている。約40年前から今の時代を予見し、継続的に技術開発をしてきているハウスメーカーである。その音頭をとった三沢社長のカリスマ性は凄いものがあるのだろう。組織の流れを大きく変更し、社員の自主性を奮起させるため、社長死亡宣言を自ら発する思考が凄い。
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