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発達障害には「グレーゾーン」と呼ばれる層があります。専門医から正式に診断されて障害者手帳を取得したり、薬を服用したりするほど程度は重くないが、定型発達(健常者)とも言い切れない層です。
その層にいる人々は、人並みにできることもたくさんある一方で、どんなに頑張ってもできないことがあります。また、任された仕事をこなせず、まわりの人に「仕事が全然できない」「怠けている」と幻滅されることも多く、次第に心を病んでいく人も大勢います。
このような状況にあっても、グレーゾーンの人は働き、収入を得て生活していかなければなりません。
一部の人々は適職を見つけて安定した生活を送っているかもしれません。ですが、それよりもはるかに多くの人々が無理をしながら働き、ときには「辛くて仕事を辞めてしまう」「引きこもりになってしまう」「仕事が長く続かない」といった現実に直面しているのです。
そんな人々が無理しないで働き続けるにはどうすればいいのか。本書は、数多くの事例をもとに、そのヒントをご紹介します。
<目次>
はじめに
第1章 どうして発達障害グレーゾーンの人は働きづらいのか
第2章 「営業系」「事務系」「作業系」の働き方
第3章 働きづらさを解消 自分にあった仕事術
第4章 無理しない 人間関係の築き方
第5章 それでも困ってしまったら就労支援を利用する
おわりに
Posted by ブクログ 2024年02月10日
仕事で失敗続きでしんどくなったので読んでみた。新たなことが得られたわけではなかったが、グレーゾーンの人のいくつかの具体的な事例がわかりやすかった。自分の状況にピッタリハマるものはなく、自分がグレーゾーンなのかどうかはよくわからなかったが、自分がどこに苦手を感じていて、どこを楽しいと感じているのかに、...続きを読む
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