楽市楽座はあったのか

長澤伸樹

自由かつ平等な空間を実現する〈信長の専売特許〉政策とされてきた「楽市楽座令」。中世から近世の転換期に何をもたらし、何を残したのか。通史上の新しい位置づけを試みる。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 教育
• 出版社: 平凡社
• 掲載誌・レーベル: 中世から近世へ
• ページ数: 352ページ
• 電子版発売日: 2020年09月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 33MB

[ブクログ · ★★★★☆]

近世への移行を象徴する経済政策として過大評価されてきたという問題意識の元、事例毎の背景を検証する事で実像に迫ろうとする内容。政策としての影響が限定的であり、短期間で消えていった実相が興味深い内容だった。