叢書パルマコン02 増補 聖別された肉体 オカルト人種論とナチズム

叢書パルマコン02 増補 聖別された肉体 オカルト人種論とナチズム

4,180円 (税込)

20pt

4.0

現在においても公認文化から排斥され、深層に抑圧された無意識的な概念の表出する舞台であるオカルティズム。それは近代ヨーロッパにおいて社会ダーヴィニズムと接合し、とりわけナチ・ドイツにおいて、フェルキッシュな人種論として先鋭化、ついには純粋アーリア=ゲルマン人種のホムンクルスを造らんとする計画が「生命の泉」で実行に移されようとするまでに至る。その全体と本質を初めて明らかにした幻の名著がついに増補再刊。

...続きを読む

叢書パルマコン02 増補 聖別された肉体 オカルト人種論とナチズム のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年05月17日

    すごい。
    普段から自分の抱いてる内的感覚とオカルトや神秘主義等との距離が非常に近いことに気づかされた。自分とかけ離れ、突飛でバカバカしいという見方を持っていた世界も、一枚皮を剥がしその内側を分析するなり、予想外の真実に触れられる。
    著者のリサーチ力に大きな拍手を送りたい。

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月05日

    いまだ類書は未見の増補再刊納得な永く読み継がれるべき書物。
    不潔で不快だが魅惑的で心惹かれずにいられない秘教的人種主義の薄暗い系譜とナチズム生成へと至る裏面史を活写。
    稗史が正史を侵食し悪夢が現実を食い潰しゆく様がボクの歪んだ嗜好性癖を刺激する(^_^;)
    トゥーレ協会やアーネンエルベについて詳述す...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年09月04日

    狂気とは決して現実の対立項ではないっていう話。

    オカルティズム全般が完全にネガティブな物ではないとはいえ、優生思想や社会ダーウィニズムやフェルキッシュオカルティズムに繋がっていく可能性があるので、オカルト系の取り扱いには充分注意が必要だなー、と。


    『ドイツで起こった異常な事態は、一部の狂人の責...続きを読む

    0

叢書パルマコン02 増補 聖別された肉体 オカルト人種論とナチズム の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 雑学・エンタメ

雑学・エンタメ ランキング

横山茂雄 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す