キウイの雫

立原ほたる

夫は浮気を続けている…今日も若い肉体を抱きに行った。日々そんな心の淋しさを抱える景子であったが、ひょんなことからパート先の主任とデートすることになった。しかしデート先で夫の浮気現場を目撃してしまい、その流れで彼の部屋へ。そっと抱き寄せる彼は景子にささやく。「若すぎる。冷蔵庫に入れっぱなしのキウイみたいだ」と……。表題作の他、夫の浮気、同級生との出会いは忘れていた成美の感情を揺さぶり……「響(ときめ)きの忘れ物」、お隣りのダンナが気になり始めた敦子、気がつけば……「指先の誘惑」、婚約者の浮気現場を目撃した美波は自分を変えるため同僚に《あるお願い》する……「浮気でソノ気」、夫との営みは《苦痛》ですらあった理恵だったが、夫の部下・伊藤の手にかかり……「あなたにカンジたい」の全５作を収録！！ 立原ほたる先生がお贈りする【気づいたそれぞれの愛】がテーマのちょっとセクシーな愛の短編集！！

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: オフィス漫
• 電子版発売日: 2020年05月29日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 67MB

[G · ★☆☆☆☆]

サイアクしかない。

夫婦や婚約中で同棲しているカップルだけど、全てパートナーに不満を抱えていて夫や彼氏が浮気をする…というような感じ。

そしてサレた側は他の人と相思相愛になり、転勤の話が出て別れか付随かを迫られるが、結局シタ側が心を入れ替えて浮気を止める、女と別れるから！となり、転勤に付いて行かずに結局は元サヤに戻るというパターンばかりで、読者としては主人公達はサレた側だから、新たに出会った愛してくれる人と再出発したら良いのに～！と歯がゆかったです。

この作品内でも出ていたけど、サレ妻は友人に旦那の浮気を相談するも友人は｢男の一度の浮気くらいで文句を言うなんて！｣｢自分もしたら良いじゃない！｣みたいな事を言われていたけど、そこで腹が立つのはオカシイ事なんでしょうか？！。
一度でも浮気や不倫は嫌なものは嫌だけど。
赦せる人はそれでも良いかもだけど。
子供の事や自分の自立を考えたら躊躇するのは分かるけど、でもそのまま嫌な気持ちを引きずったままではみんなが不幸になるのでは？とも思いましたが…。

とにかくこの作品では浮気された女達は、浮気した彼や彼を寝取った同僚女より強く言えないのは何故？？って思ったけど。
なんでサレた側が説教されないといけないの？。
浮気した彼氏も、彼女がタンパクなマグロ女だったけど、彼女も悔しさから他の男と寝て愛情も湧いたから良いエッチが出来てきて、久しぶりに浮気彼からエッチをされて｢色っぽくなったなぁ。やっぱりオマエが一番！｣とか言われたくらいで浮気をなかったことにして元サヤになる彼女も彼女で、イライラしっぱなしの内容でした。