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Posted by ブクログ
最近(もっと前か!?)日本を超えたといわれる
デジタル化した中国の様子を現地で体当たりレポートした本。
実際の著者の体験レポを読むと、確かに日本より便利だと思われる部分(特にキャッシュレス社会)と
中国らしい結構適当な(行き当たりばったりな)部分に分かれていて興味深い。
行き当たりばったりだからと言って、中国のことをバカにするのは筋違いで、
完璧でもない中であっても中国ではどんどん市場に出て、
仮説・検証のサイクルをグルグル回しているということだろう。
中々、日本ではクレームになって許されなさそうなことも、
中国ではどんどん起こり得るので、その点が逆に脅威に感じた。
著者の体験が2019年夏のものなので、賞味期限のある本ではありますが、
コロナ下で中々、海外の様子を見に行けない中、貴重な資料なのではないかと思います。
Posted by ブクログ
中国はメディアで見るのと、現地で見るのとでは、全然違う。そう意味でもルポというタイトルに引かれた。
あっという間に大躍進を遂げたチャイナデジタル。中国の人件費の安さで外注してた時代の誰がこのスピードでアメリカと競い合うまでになると考えただろうか…という大きな話より、中国は実際に見て肌で感じる方が断然楽しい。
だから本中の筆者のその時に感じた一言が、リアリティがあってとても面白い。日本の進まないデジタル化とのギャップをつぶやいているが、とても中立な立場で述べられており、それが本書を安心して読める理由のように思った。
無人化の進んだアリババホテル、ハリボテ感のあるデジタルショップの数々、一方で庶民の生活に根付いているアリババのデジタルと現実を融合させたスーパーとさまざまなサービス、国をあげたキャッシュレスの推進、無人化されたエンタメとコンビニ、移動手段の変遷。
日本は技術はあるのに、変われない体質でデジタル化に立ち遅れている。人口規模もそこそこ大きいのもネックになっている。中国はまずインフラをガツンと国がバックアップして一本化できるところが強い。
キャッシュレスの立役者は、アリババのアリペイだけでなく、それを上回るシェアを誇るテンセントのウィーチャットペイ。ユーザー浸透率が92.4%というから驚き。
中国の発展を横目に日本もデジタル庁が出来たが、乱立インフラや現金でも困らない過去のしがらみを超えて日本がどうなっていくのか楽しみ。
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