まくらばな

まくらばな

1,430円 (税込)

7pt

3.5

落語家・柳亭小痴楽の書き下ろし初単著は、幼少期から現在に至るまでを綴ったエッセイ集。

「枕花(まくらばな)」 とは、仏事用語で葬儀までの間に故人の枕元に飾る生け花のこと。
亡き父・ 柳亭痴楽との思い出、人生観に影響を及ぼした作品との出会い、お世話になった桂歌丸の回想録、飼い犬との十六年を描いた短編など、一冊を通じて自身の半生を振り返る。

「マクラ(落語の前の小噺)を頑張るようになったのは二ツ目になってから」と語る著者が、真打昇進を機に書き綴った二十一篇。母、兄との座談会の様子も収録。

著者について
1988年東京都生まれ。
2005年10月 二代目桂平治(現:桂文治)へ入門「桂ち太郎」で初高座。
2008年6月 父・柳亭痴楽の門下に移り「柳亭ち太郎」と改める。
2009年9月 痴楽没後、柳亭楽輔門下へ。
同年11月 二ツ目昇進を期に「三代目柳亭小痴楽」となる。
2013年、落語芸術協会所属の二ツ目で構成されるユニット「成金」を
昔昔亭A太郎、瀧川鯉八、桂伸三、三遊亭小笑、春風亭昇々、笑福亭羽光、
桂宮治、神田松之丞、春風亭柳若、春風亭昇也と共に結成。
2019年9月下席より真打に昇進。
切れ味のある古典落語を中心に落語ブームを牽引する実力派。

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まくらばな のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年09月04日

    小痴楽さんの高座を拝見したことはあったけど、こんなヤンキーだったとは知らなかった!笑
    まるで作り話の落語を聞いているかのようなぶっ飛んだめちゃくちゃなエピソードの数々。歌丸師匠との関係性も素敵。

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月21日

    ただ自分のことを語るのではなく、落語や師匠方への愛が詰まっていて、それらの魅力が滲み出てる。

    また、師匠方の懐の広さが垣間見えるエピソードたち。
    小遊三師匠と歌丸師匠の話は特に。

    読み終わったら寄席に行きたくなる。そんな本。

    0

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