絶対社長の淫らな躾

御厨翠 / 駒城ミチヲ

社長の木崎に弱みを握られ愛人になった綾音。冷ややかな双眸で見下ろされ心臓は早鐘を打つ。強引なキスと淫靡な愛撫。容赦なく腰を打ち付けられ、悦楽の虜になる。愛欲に溺れる日々のなか「きみをもっと甘やかしたい」傲慢なはずの男から垣間見える優しさに心惹かれて……。でも本物の恋人にはなれない。身を引こうと決心すると「そばにいてくれ」と力強く抱き締められ!?

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: プランタン出版
• 掲載誌・レーベル: オパール文庫
• ページ数: 304ページ
• 電子版発売日: 2019年09月29日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

社長の愛人をする事になってしまった。

相手に恋人がいなければ、キープ、とか
そういう存在になるのでは？　と思いますが。
母親に幸せを、と考える主人公と
自分の幸せしか考えてない両親を持つ社長。
彼の家、というか周囲も、なかなかにすごいですが。
確かに発表してしまえばこちらのもの。
とはいえ、訂正するのも簡単ですが。

[(匿名) · ★★★★☆]

なかなかないカップルですね

家族愛に餓えていた若き社長は、当たり前に持っている家族に対する、人に対する愛情を持っているヒロインに惚れてしまう話です。
んーー。と、思う部分はあるけど、結局のところ、自分好みに調教出来たら手放せなくなって必死になる社長が可愛かったです。

[Momo母 · ★★★★☆]

ちょっぴり泣けちゃうお話でした

初めての恋人を信じていたのに、都合の良い相手として精神的に支払いされていたヒロイン。社内で関係を強要されていた所を社長に見つかり、愛人契約を持ちかけられる。母への仕送りの為クビになるのを避ける為、社長に従う事に。社長は政略結婚を避ける為、都合の良い女性を探していた所だった。そんな事情を知らないヒロインは恋人に傷つけられた心を社長の言葉や熱い夜の行為で癒されて行く。いつしか本当の恋を知るけど、社長の婚約者の存在や社長の父の言葉から、自分の存在が彼の為にならないと身を引く決意し、出て行くその時、彼が迎えに来て愛を打ち明けてくれます。ラストのハッピーエンドまで、ちょっぴり泣けちゃうお話でした。

[アノニマス · ★★★★☆]

冷たいヒーローの変化

当たり前な家族愛とは無縁の環境で育った冷たいヒーローは、徹底した策略家で、他人の気持ちを合理的に理解して自分に有利になるように利用するような人間だったのに、ヒロインと接するうちに、彼の行動の中に頭では割り切れない感情が見え隠れするようになっていき、彼女に心を開いて行く様子が素敵でした。