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はずかしがりやのバナナくんは、学校で行われる「歌の発表会」の練習が嫌いです。バナナくんは、顔を隠してしまって歌えません。「ああ いやんなっちゃうな」としょげていると、近所のくしカツのおじさんがやってきて言いました。「みられてると おもうから ハズカシイ。まわりは みんな イモとか カボチャやと おもたら ええんや」。くしカツのおじさんのもとで、歌の練習がはじまりました。何日かたって、発表会の日になりました。バナナくん、最初はハズカシイという気持ちがありましたが、「みんな いしころ いしころ」と心の中で唱えたあと、ついに歌い出します。「バーババ バーババ バナバナバー」。どんどん調子が出てきたバナナくんは、とうとう皮を全部脱いで、音楽室を飛び出しました。「くしカツさんも いっしょに うたお!」とくしカツさんを誘いましたが、驚くことに……。最後のどんでん返しが最高の絵本。
Posted by ブクログ 2022年10月24日
なるほど、「ひとかわむける」ってことですね。
バナナだからね。
とってもはずかしがりやのバナナくん、発表会があるのにみんなの前で歌えません。
教室を飛び出してしまったバナナくんを、近所のくしカツのおじさんが励まします。
「もっと じしん もたな」
「まわりは みんな いしころやと おもえ」
はじめ...続きを読む
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