無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
インターネットの初期に描かれた分散・自律・自由の夢はGAFAなどのプラットフォームへの情報集中によってなくなったかのように思えます。
中心的な管理をともなわないブロックチェーンの技術は、こうした一極集中を破壊し、新たな可能性を築くものです。
一連の仮想通貨市場の混乱と停滞によって期待が落ち着いたかにみえるブロックチェーンですが、その可能性は消えるどころか、世界的な産業の取り組みや、実証実験の進展によってますます高まっています。
この本は、これまでテクノロジーとして語られたブロックチェーンをビジネスの手段として捉え、既存産業にどのようなインパクトを与えるのか、どのようなビジネスモデルを描けるのか、人・組織・社会の将来イメージをどのように描けるのかをベンチャー創業者の経験と実践、ビジョンを踏まえた視点で書き下ろしたものです。
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ブロックチェーンの本質は技術ではなくその本質にある
これはめちゃくちゃ良い書き出しです
実際、
1章のITの進化
2章のブロックチェーンの正体
3章の普及を阻むもの
はめちゃくちゃ面白かった
ただ、4章からの未来の話や想定ケースはとたんに面白くない
4章のブロックチェーンが拓く未来
は、いきなり魅力的じゃない
そんな未来ならいらないのでは?と思った
是非、読んで欲しいのですが、どうでしょうか?
ただ、つまらない未来なのでリアリティもある
夢物語にもなってなく、インターネット社会の地獄のあとにはブロックチェーン社会の地獄があるのでは、みたいな、、
あと、5章では、こんなことしたら面白そう、みたいな案が出てましたが、ブロックチェーンをテレビに、と、、、
いや、そもそもテレビ?ブロックチェーンに興味があって、なおかつテレビみてるひとなんか、今、どんだけいるんだろ?
ここで言われてることは、確かにテレビでそれができたら新しいかもだけど、YouTubeではできてるよね?って内容
つまらん
ブロックチェーンで未来を考えることの難しさを感じた
そういう意味では、仮想通貨はすごいばっちりだったんだよなーブロックチェーンに
Posted by ブクログ
なぜブロックチェーンなのか?
どうしても「ビットコイン」と混同されてしまうが、両者はイコールではない。
ブロックチェーンは仕組みというか単なる技術基盤であって、その上に乗っているサービスがビットコイン(仮想通貨=暗号通貨)なのだ。
ブロックチェーン技術は、確かにこれからの未来社会を変えていけるインパクトを持っている。
その事に本当に気が付いている人は、今現在ですら少数派かもしれない。(自分だって完全に理解しているかは自信がない)
これは「ブロックチェーン=ビットコイン」という勘違いが原因なのも否定できない。
そこで思考停止してはいけない。
正しくブロックチェーンの本質を理解し、その「流れ」を見ることが本当に重要なのだと感じてしまう。
もしブロックチェーン技術を「未来のお金の形なの?」「電子マネーと何が違うの?」程度に考えていたら、それによって社会がどう変化していくのかを見極めていくのは、相当に困難なことだろう。
本質を理解していれば、単なるお金の話ではなく、「ブロックチェーン技術が、社会の仕組みそのものを変える」ことに気が付くはずだからだ。
本書は、技術的な話よりも、あくまでも「ブロックチェーンとは何なのか?」「今までのインターネットと何が違うのか?」などの点において丁寧に解説してくれている。
だからこそ「なぜブロックチェーンなのか?」なのである。
著者は北海道を拠点にブロックチェーンに関わるベンチャー企業を経営しているらしい。
そこで道内の他企業経営者から相談を受けるそうだが、「それ、わざわざブロックチェーン技術を使う必要、なくない?」の案件も多いらしい。
それだけブロックチェーンは流行り言葉であるし、何か「万能」の「魔法の箱」感があるのだと思う。
実際ブロックチェーンは運用面でも様々な課題が残っている。
今現在の目に見える成功例が「ビットコイン」だけに留まっているというのも致し方ないところだろう。
だからこそ、既存システムでは出来ないことで、ブロックチェーン技術で出来ることは何なのか?
ブロックチェーンの特性を活かして、本当に向いているサービスとは何なのか?
そういうことを正しく考えて議論することが大切なのだろうと思う。
本書の中で「バンドル・アンバンドル」の話が出てくる。
「バラバラをまとめるか」もしくは「まとまりをバラバラにするか」という考え方なのだが、ここもブレなく思考を巡らせることが非常に大事な点だと思っている。
例えば、「シェアリングエコノミー」と「ブロックチェーン技術」は一見すると似ているが、果たして一体どこが異なるのだろうか。
こういう細かい点まで解像度高く理解していくことが、これからの社会を生きていく上で本当に大切なのだろう。
Web3、DAO、メタバース、NFT、これらの言葉もバズワードと思っている人が多いと思うが、実際は違う。
これらの流れこそ本流と言っても過言ではない。
確実に我々の実生活を変えていくだろう。
これらが日常化した当たり前の世界が、もうすぐそこまで迫っている。
リアル世界ではなく、バーチャル世界こそが分散化されたブロックチェーン技術で完全実現化した時は、おそらく社会の様々な部分が変わっているはずなのだ。
日常のほとんどをメタバース世界で過ごし、そこのメタバース世界の中で様々な経済活動が行われていくだろう。
実際の貨幣は当然に使われず、独自トークンだったり、NFTが流通したりするのだろう。
そんなことが当たり前になっていく中で、社会が変わらないとどうして言えるのだろうか?
すべてが分散化に向かう訳ではないが、ある部分については確実に進んでいくだろう。
なぜブロックチェーンでなければいけないのか?
その文脈を正しく理解することが、これからを生き抜く術だと感じる。
そんな未来社会の中で、例えば「国家」という枠組みはどうなっていくのだろうか?
「貨幣」という国家単位の通貨は、メタバース世界が標準となった時代にはどういう価値を持つのだろうか?
現段階で明確な答えは持てないとしても、常に想像力を働かせて考え続けること。
そしてそれらの変化を興味を持って追いかけ続けることが大切なのだ。
おそらく未来は我々の想像を軽く超えてくる。
矛盾しているような話だが、現実が想像を超えてくるのか、はたまた人間の想像力の方が勝るのか?
我々に立ち止まっている暇はない。
「なぜブロックチェーンなのか?」
その答えを探して考え続けることが大事なのである。
(2023/4/30)
Posted by ブクログ
▼アドレスの有効確認
・全ノードから有効確認を受けたアドレスは、ビットコインネットワーク内にある「トランザクションプール」という場所に溜められます。
・プールには、全ビットコインアドレスが集められ、溜まっていきます。
・ただ、溜まっているアドレスは全ノードが有効と判断したアドレスですが、それぞれはまだ注文として承認されてはいないのです。「検証済みだが未承認のトランザクション」といういわば中途半端な状態で、プールに溜められています。
・取引として最終的に承認してもらうためには、トランザクションプールに溜まったビットコインアドレスをブロック詰めする作業が必要。
▼ノードの役割
・4つの役割
①ウォレット
②ルーティング :暗号化されたビットコインアドレスがwalletから出てきたのち、それを全ノードが検証する作業のこと
③マイニング
④フルブロックチェーンデータベース
・全ノードが、入ってきたトランザクションをチェックします。このとき「OKでした」と返事を返すだけで、チェック済みのトランザクションを残さないのがライトノード
▼ブロックチェーンが苦手な3つの領域
①一件あたりのデータが大きい
・とはいえ、このパターンには解決策があります。ブロックチェーンと既存技術と組み合わせてシステム構築する方法
・ブロックチェーンではコンテンツそのものは扱わず、コンテンツの目録と利用履歴の管理に特化
・ただし、この際に非常に大事なことがあります。コンテンツを、単純な画像データと、データベース上のIDのみにしておくことです。この画像がいつ何の目的で誰によってつくられたか、何の情報も伴わない。もしこの画像が特定の誰かのプライベート写真に見える画像だったとしても、本物である証拠もまったくありません。
②特定のデータのみを検索してすぐ取り出したい場合
・ブロックチェーンというのは、過去から今に至るまでの変化をすべて記録した台帳が、暗号化されて格納されているイメージです。逆にいうと、ある利用者の意図にそって、シンプルな、後に必要になりそうな特定のタイミングで特定の情報だけを記録する、ということはやっていないしできない。特定の情報を見ようと思えば、前章で申し上げたフル・ノードに行ってこれまでのすべての変化を見ていくことになります。
③管理対象が、個体管理
・ブロックチェーンである以上、そこには暗号化されたアドレスしかありません。人間に理解できる、読めるようなものは一つも残っていません。つまり、キーワード検索、テキスト検索のようなことはそのままでは不可能なのです。
・実際のところ、最近プライベートブロックチェーンの一部ではこのあたりを改善する新しい手法も出始めています
▼ブロックチェーンが役立つ場面
・1企業のシステムをブロックチェーンに置き換えるのではなく、異なる企業間で協業する時にこそ役に立つ。薬局を営んでいる個人商店の在庫を共同で管理するなど。
▼ブロックチェーンの実態
・ブロックチェーンを利用してサービス運用をするだけならコストは安いが、基盤となるブロックチェーンのオープンソースを開発するのは、結構お金がかかる
・「これまでの技術で大きな問題なく動いてきたシステムを、わざわざブロックチェーン技術で作り直す意味があるでしょうか?「ない」というのが私の答えです。大事なことは、単純に既存システムを置き換えることではなく、これまでの技術からは到底出てこないような、ブロックチェーンならではの新しいシステムを構築することだと私は考えています。
・トークンエコノミーを使わないとすると、ブロックチェーンの利点は堅牢性
▼トークンエコノミー
・トークンエコノミーでは、現在定量的な尺度がつきお金になっていないものをトークン化することが必要なのではないか?共助活動など。
Posted by ブクログ
ブロックチェーンについて、ITに関してわからない人に対してもわかるように書かれている本であると思います。ITの進化についてから始まり、「ブロックチェーンとはなにか」やブロックチェーンの現状と未来について書かれています。
メディアで取り上げられ、ブロックチェーンについて、言葉を聞いたことがある人は多いと思います。しかし、詳しいことを知らずに、便利なものであるとメディアの影響を受けている人もいると思います。私もなんでもできると思っていた一人です。しかし、今回読んでいて、なんでもかんでもブロックチェーンを導入することができないことを知りました。しかし、マッチしたものができれば、高いセキュリティが望むことができることを知りました。
これから、現状の課題が解決できるようになり、みんながブロックチェーンの可能性を期待するのであれば、普及していくのではないかと思います。ただ、実際に導入しているものはなかなかなく、現状では厳しいものがあります。今あるものをブロックチェーンで使ってやることは難しいですが、これからの事業で活用していくことが増えていくのではないでしょうか。そのようなことを思う本であると思います。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。