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道教は中国三大宗教の一つで、二千年を超す歴史を持つ。
その考え方の中には不老不死を願う神仙思想、陰陽五行説による男女の交わりなどがある。
こうした考えをもとに「房中長生術」が生まれた。
房中術というと、セックスをどう楽しむかだと解釈しがちだが、そうではなく、セックスという男女の交わりを通じて、病を治し、健康な生活を維持し、長生きをし、場合によっては不老不死の生命を得ようというものだ。
本書では、それらを現代に移し替えて男女の交わり・性技巧について微に入り寨を穿って解説をする。
男女、互いの気持ちを高め、十分に気持ちを通じ、過度にならぬセックスが、体も心も癒し、長寿に導くと説く
Posted by ブクログ 2011年11月07日
あまりこういう本を読んで紹介していると人格を疑われそうなんですが…。古代中国における「男女和合ノ道」の歴史、理論、実際の技巧などを詳述する。中国史の裏面を知るためにも格好の書です。
この本は偶然手に入れたものなんですけどね。いやはや…。中国四〇〇〇年。恐るべしですわ。この本の内容はかいつまんで書く...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月15日
古書店にて。著者の言葉を借りるなら、〈房中長生法について、歴史から始めて理論、技巧と方法へと話を進め、そして最後に西蔵密教の秘法を付け加えてみた〉のが本書である。同じ題材を扱う他の書籍と一線を画するのは、やはり第三章〈性技巧とその方法〉だろう。全訳を旨とするカタカナ部分の露骨な表現は、初出が『問題小...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月17日
[ 内容 ]
不老長生は誰もが願うところだが、古代中国人はさまざまなやり方でそれを達成しようとした。
陰陽五行説に理論づけられ、漢民族の自然宗教である道教にとり入れられた房中長生(性交)術もその一つだ。
しかし、宋の時代、理学が盛んになると、荒唐無稽、快楽を追求する邪道だと白眼視されてしまった。
と...続きを読む
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