葉っぱはなぜこんな形なのか? 植物の生きる戦略と森の生態系を考える

葉っぱはなぜこんな形なのか? 植物の生きる戦略と森の生態系を考える

小説・文芸
1,265円 (税込)

6pt

4.3

人気の樹木図鑑作家が初めて書いた、植物と自然界にまつわるエッセイ集。木のことが全然わからなかった大学生の頃に始まり、樹木図鑑を作るようになった経緯、そしてそこから見えた自然について、あますことなく書き下ろした一冊です。森を歩き、葉っぱを集めてスキャンしたことで養われた観察眼、また、動物との出会いを通して身につけたことなど、生き生きと綴られています。たとえば、なぜ葉っぱにはギザギザがあるものとないものが存在しているのでしょうか? また、花の色はなぜいろいろな種類があるのでしょうか? シカが食べたヒイラギの葉はどんな様子になっているのでしょうか? こういうことはすべて、植物の「生きる戦略」に関わっているのです。そして自然界には、人にはわかりにくい事象が満ちています。植物たちの生き方について、さらには虫や動物も含めた生態系についてまで、本書では謎を解いていきます。性格がわかる(かもしれない)「葉の心理テスト」と「花の心理テスト」も掲載!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    葉っぱはなぜこんな形なのか? 植物の生きる戦略と森の生態系を考える
  • タイトルID
    :
    60013857
  • 電子版発売日
    :
    2019年05月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    43MB

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葉っぱはなぜこんな形なのか? 植物の生きる戦略と森の生態系を考える のユーザーレビュー

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    おもしろかった

    「人間は、自らが生き残るために、紅葉や自然の色を美しいと感じる本能と感性を備えている」
    つまり、人間にとって都合のよいものを美しく感じるというわけだ。
    美しいと思うものが一致する人は価値観も一致するかもしれない。
    かといって、それでうまく行くかどうかはわからないのが難しいところ。

    1
    2022年08月16日

    Posted by ブクログ

    おもしろい。
    普段何気なく目にしている葉の形が合理性をもって、環境に適応してきた形だということを知ることができた。
    文章にユーモアがあり、時折差し込まれる心理テストみたいなのも楽しかった。

    0
    2026年06月21日

    Posted by ブクログ

    タイトルの内容は最初の半分くらい?
    蟻を利用する植物の戦略が、植物と思えないほど巧妙だと思った
    哺乳類の話が出てくるとは思っていなかったため、クマやオオカミの話が出てきたときはうれしかった

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    「葉で見分ける樹木」などの図鑑の著者によるエッセイ的な本。樹木の葉の形やつき方には意味があり、その意味を考えることによってその木の生き方が見えてくると教えてくれる。樹木に興味を覚えたはいいものの、互生だの分裂葉だの鋸歯縁だのの用語を覚えるのがめんどくさいと思っていた私にとって、図鑑や樹を見ることが一気に面白くなった。
    また、人間も自然の一部であるという考えも興味深いと思った。植物や動物もただ人間に「管理」されるだけでなく自らの生存のために人間を利用してる可能性、ある。そもそも自然は管理しきれるものじゃないと思う。

    1
    2024年09月24日

    Posted by ブクログ

    なかなか植物の名前がわからないし覚えられないので、手助けになればと思ってこの本を買った。植物以外の話題もたくさん載っている本だった。
    題名と内容が完全に合っていない本かも。葉っぱの章は全4章のうちの1章だけなので。

    とはいえ、「人間も自然の中の一部」というメッセージが根幹にあり、全く同感。人がヒエラルキーの頂点と思っているかもしれないが、いろんな生き物とのバランスがあるし、実は植物が生命力が1番強いのかもしれない。

    著者の林将之さんが自分で手探りで植物の名前を覚えていったことに共感を覚え、分かりやすそうなので、さっそく図鑑をいくつか注文した。

    。。。。
    大きく分けて3つのカテゴリーに分かれて話されている。
    ①著者について
    葉っぱをスキャンし始めた行きさつ。独学で師匠がいなかったからこそ、今このように好きな形で樹木の図鑑を作れるようになったこと。

    ②植物について
    葉っぱの大きさ、形について
    樹木とアリの共生関係

    ③クマ、シカ、オオカミについて
    数の増減、絶滅、再導入について
    人間との関係

    0
    2026年08月31日

    Posted by ブクログ

    「葉っぱはなんでこんな形をしているの?」表題の通りの疑問に答えてくれる本だった。
    自然界にある形は、何かしらの理由があり今の形へと進化を遂げている。
    本書はそんな当たり前のこと、だけど、日常生活では意識されにくい葉っぱのかたちの理由について、筆者の豊富な経験から推論が展開していく。
    樹木の名前を覚えた次のステップとして、こんな豆知識もあると人前で話すのも楽しくなるだろう。

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    タイトル通り「葉っぱはなぜこんな形なのか?」という考察も面白かったが、樹木に魅せられた人の、人生、就職や仕事としても面白かった(『バッタを倒しにアフリカへ』を読んで面白かった人はこの本も楽しめると思う)。
    葉っぱの「ぎざぎざ」がないツルッとした葉は温かい地域に多く、沖縄と北海道の人だと、どちらが見慣れた葉か違う、など、へー、と関心をもって読めた。
    「平均気温=0.306×全縁(つるつるの葉)率+1.141」など、式にできるそう。
    そしてなぜそうなのか理由がわかっていないこの現象を筆者は考察していく。
    全体的に学術的に正しいことの羅列ではなく、筆者の考察が多く、それがまた楽しい。

    0
    2021年09月07日

    Posted by ブクログ

    この本を読んでしまうと、著者の樹木図鑑(複数ある)を読んでみたくなる事間違いなし。

    個人的な希望として、北半球・南半球それぞれの針葉樹・広葉樹の歴史的変遷・勢力についても触れてもらいたいと思っている。


    0
    2019年09月03日

    Posted by ブクログ

    園池公毅の『植物の形には意味がある』は大変面白かったのだが、裸子植物の葉っぱについては書かれておらず、裸子植物の葉っぱがなぜあんな特殊な形なのか書いてある本はないかなあ(一般書で)と思っていたら、これには書いてあるようなので喜んで読んだ。
    『植物の形には‥‥』はいかにも学者らしく、仮説を立て、観察・実験を重ねて、こうではないかという真実に近づいて行くところが(読み手にも考えさせるところが)、本当に面白かったのだが、こちらは(植物図鑑を作る)専門家ではあるが、実踏を重ねた現場の人なので、経験と観察においては上かもしれない。
    葉っぱの形に関しては、園池本と同様の推理ではあったが、大変わかりやすく、普通の中高生にはこちらがいいのかもと思った。(研究者を目指すなら園池本がいいけど。)この仕事をするまでの経緯も将来を考える若い人の参考になると思う。
    (私にとって)肝心の裸子植物の葉の形については、裸子植物だからというより、冷涼な高地に生える針葉樹として書かれており、それはそれで納得したのだが、なぜ被子植物より原始的な裸子植物がそういう植生や形状を選択したのかはよく分からなかった。
    私のような素人には葉っぱの形が幼木と若木と成木で全く違う木がある(P64ヤマグワ)、一つの枝についている葉でも場所によって形が違う(P85コウヤミズキ)というだけでもビックリだが(図鑑を作る大変さがちょっとわかった)、ウツギは一つの植物を指すのではなく、枝の中に空洞がある植物の総称とか(「空木」ってこと)、木の洞はクマが樹皮を剥いだあと、時間経過で作られるとか、知らないことばかりだった。
    ときどき自然や植物を人間に喩えるところがあり、わかりやすくはあるが、そこはちょっと安易かな、と思った。(松浦健二『シロアリ』を自然科学本の最高峰だと思っているので。)
    しかし、植物だけではなく、そこに暮らす人間を含めた動物の問題(熊が人間の暮らす場所まで降りてくる、鹿の食害と異常な増加)も考察しているところも良かった。
    文一総合出版の「ハンドブック」シリーズの著者の対象への愛にはいつも驚嘆しているが、こういう方が作っていたのか!と喜び、かつ安心したのだった。

    0
    2019年08月19日

葉っぱはなぜこんな形なのか? 植物の生きる戦略と森の生態系を考える の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    葉っぱはなぜこんな形なのか? 植物の生きる戦略と森の生態系を考える
  • タイトルID
    :
    60013857
  • 電子版発売日
    :
    2019年05月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    43MB

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