不朽のフェーネチカ

竹良実

この後自殺か人殺しでもしないかぎり、聖人認定は間違いないと言われる修道女のマザー･ドロテア。だがある日、彼女の経歴を疑う青年記者･アレハンドロが修道院を訪れる。彼女の正体は、奇跡の聖女か、稀代の詐欺師か――。『辺獄のシュヴェスタ』で各所から激賞された竹良実が放つ、85ページの特濃読み切りを、リクエストにお応えして緊急電子書籍化!電子版では彼らのその後を描いた、おまけマンガ3ページも収録します。

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: アフタヌーン
• 電子版発売日: 2018年07月06日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 45MB

[con · ★★★★★]

名作です

すごいストーリーを考える作者さんですね
漫画好きならぜひおすすめしたい
短い中にぎゅっと物語が詰まってます
ベースに激しい愛情が流れているからか、読後感がとても良いです

[DANZIKI · ★★★★★]

まるで短編映画のようです！

『辺獄のシュヴェスタ』や『バトルグラウンドワーカーズ』の竹良実先生の読切です。
掲載された『月刊アフタヌーン』を今でも大事に持っています。
おまけマンガ３ページを読みたくて購入しました。
列聖間違いなしと言われる現代の聖母マザー・ドロテアを巡る物語です。
彼女は本当の聖母なのか・・・それとも？
おまけマンガの３ページが、感動の余韻を更に深めてくれます！

『地の底の天上』と『無限心中』の収録もお願い致します。

＃泣ける ＃感動する ＃ダーク

[ぽん · ★★★★★]

伏線の回収が見事

そこまで長くない作品ですが、伏線の貼り方がうまくて最後まですんなり読めます。
そして読後感が良いです。オススメできる作品です。

＃感動する ＃カッコいい ＃ダーク

[ヨシキリ · ★★★★★]

手軽に読める名作

辺獄のシュヴェスタを手掛けた竹良実の作品です。辺獄のシュヴェスタとは違い残酷な描写はありません。しかし強い意志をもった女性を描いているというところは同じです。
一人の記者が修道女の正体を探るため証言を聞いて回る物語なのですが、竹良先生の構成力や心情描写によって深みのある内容になってます。
言葉選びや見せ方が巧く、特にマザー･ドロテアの表情が良いです。
マザー･ドロテアはどこまでも自分の想いを貫いた人だったと思います。