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【イラスト付き】古い屋敷に一人で住む、いつも不機嫌な曾埜部のもとで家政夫として働くことになった陽生。 気難しいと言われていた曾埜部だが、接触嫌悪ぎみの陽生は人との距離感の保ち方が上手く、次第に二人は打ち解けていった。 ただ、陽生が曾埜部にも秘密で訪れる不思議な部屋があった。その部屋には大きな鏡があり、その向こうにはマサヤという少年が存在していたのだ。 互いに姿は見え話すことはできるけれど、触れることはできない。マサヤは財産を狙っている親戚にこの屋敷に閉じ込められていると言うが……。 一方で、陽生は曾埜部になら触れられても平気で、むしろ触れてほしいと思っていることに気付き……。電子限定書き下ろしSSを収録!!
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年09月15日
不器用で人との関わりに慣れていない陽生と曾埜部。家政夫とその雇い主という距離感のある関係が丁度よかったのかも。と思えた。陽生の「空気を読み方」が、曾埜部には合っていたようだし。過去の出来事のせいで心に傷を負っていた2人。お互いがそれを乗り越える助けになっているのを感じられて嬉しくなった。不思議な縁で...続きを読む
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