みんなで辞めれば怖くない

中憲人

入社3年目の若手社員、斎藤。上司からの無茶な要求に、作り笑いで返す日々…。会社で嫌なことがあるたび、彼の中には「少女・ユイ」や「バーサーカー・タダシ」といった様々な人格が生まれていくのだが…!? 仕事を辞めたくても辞められない君へ捧ぐ…。究極のサラリーマンコメディ。

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 秋田書店
• 掲載誌・レーベル: 別冊ヤングチャンピオン
• ページ数: 162ページ
• 電子版発売日: 2018年11月20日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 37MB

[病休中教員 · ★★★★★]

自分と重ねて

読みました。現実で斎藤さんのように一歩踏み出せれば良いのですが、やはり一度定職を離れると路頭に迷う気がして。

ましてや、田舎在住の自分が教員の立場を離れるとどうしても待遇では下がらざるを得なくなるわけで。

悩み相談のようになりましたが、自分の現状を立ち止まって考える機会になりました。
皆が余裕を持って暮らせる社会を作るのは難しいですね。

問題提起してくれる本作のような作品が一人でも多くの人の目に止まるよう、またその先に日本社会が人間の幸せなあり方を実現できるよう期待と願いを持って星5つです。

自分の教え子や子どもにはもっと心豊かに過ごせる社会であって欲しいのですがね。

[あ · ★★★★★]

好きです

絵柄も、優しさも全部好きです。

[ブクログ · ★★★★☆]

斎藤くんみたいに真面目で良い人なほど、会社も学校と同じで、そこが世界の全てになっちゃう。日付変わるまで働いて家と会社の往復なら尚更…しかもパワハラ上司って無意識なのか才能なのか、あたかもお前が悪いお前の責任みたいに巧みに誘導するから自分が悪いんだできない奴なんだって思考になって辞めれないんだよねえ。
わたしもみんながほしい！

[ブクログ · ★★★☆☆]

ブラック会社で社畜になり鬱になる…という一時期流行った見たことのある話なのかと思いきや、まぁはたから見れば精神病んでるのだけど、同僚に励まされて〜とか親に〜とかじゃなく、まさかの自力で（？）解決してしまう。
わかりやすくて読みやすいです。
自分がブラック会社にいた頃を思い出しました。
人生あきらめそうな人に読んでほしいです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」みたいな漫画かと思ったらそうでした。
やっぱり精神は肉体にかなりの影響をもたらすね。