王子様と鈍感な花の初恋【イラストあり】

名倉和希 / ひゅら

王の隠し子ジョシュアを託され、王妃の刺客から逃れながら必死で育ててきたジーン。だが体は弱るわお金はないわで「もう体を売るしか…？」と絶望していたとき、ジョシュアの兄である王子ナサニエルの使者が現れ、二人は秘密裏に保護された。凛々しく堅物だが優しいナサニエルは衰弱したジーンを気遣い、やや的外れな贈り物を毎日のようにくれる。そのためジーンは王子の愛人と誤解されることになり……。ひゅら先生の口絵・挿絵も収録。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 心交社
• 掲載誌・レーベル: ショコラ文庫
• ページ数: 249ページ
• 電子版発売日: 2018年08月24日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ブクログ · ★★★★★]

ふたりともが純粋で誠実なのがとてもよかったです。
ジーンはこれまでしなくてもいい苦労をした分、幸せになって欲しい、
･･･まぁ間違いなく溺愛決定だと思いますが。（笑）
ジョシュアとの絆もよかった！
王国物語としても読みやすくて楽しめました。

[みずたまーち · ★★★★☆]

溺愛

困難を自ら受け入れ頑張ってきたジーンが幸せになっていく姿は楽しかったてす。

徐々に、てはなく王子様にひと目ぽれされるので、
いきなり溺愛モード全開でよかったです。

あとがきにもありましたが、王子様兄弟でジーンの取り合いになりそうで、その辺りも想像しると楽しかったです

[くんちょ · ★★★★☆]

♪ヾ(*・∀・)ﾉ

面白かった( 〃▽〃)

[ブクログ · ★★★★☆]

可愛らしいお話でした。受が鈍感で攻も最初は全然自分の気持ちに気づいてないのにプレゼントを贈り続けてるしとなんとも可愛い二人にじれじれしましたが、長い逃亡生活が終わって良かったな～って思いました。

[ブクログ · ★★★★☆]

タイトルがとストーリーをとても上手く表現。
かなりロマンティックな王宮ファンタジーだけど、攻様も受様も天然大爆発であちこちでクスッと笑わせてくれるのが楽しかったです。名倉ｾﾝｾらしい味付けの胸キュンなシンデレラストーリー。
単に王様の隠し子騒動だけに終わらず、逃亡生活の危機一髪な身の危険とか、ジーンの聖剣のミラクルな力とか、しっかり中身が濃くて飽きることなく最後まで一気読みしてしまいました～
甘い印象にもかかわらず、ジーンはかなり危険な目に遭ってる…！
王の隠し子で10歳のジョシュアが、とても聡明で性格もよくて、これは将来(現在も！)ナサニエルの手強いライバルになりそうで期待大でした。
マーローもいい味出してて、周囲のキャラが全員際立っててさらに話を盛り上がってた気がします。
ナサニエルのちょっとズレてるプレゼントの数々に、心の中でツッコミまくりました！
無自覚な相思相愛っていいですね…！

エロ的には濃厚ではないのになぜか萌えてしまうのがよかったです。ジーンがとてもピュアで美しかったです。でも、めちゃ天然なのがたまらなかった～！
何度も読み返したくなるような、ツボにハマるお話でした。

[ブクログ · ★★★☆☆]

面白かったです。
某サイトでは大変高評価の読者レビューが連なっており、内容も面白そうだったので、購入しました。

すらすらと読めて、やはり好感度の高い二人の主人公キャラの不器用な恋に終始ドキドキしました。
、、、なのに、何か物足りない。
これは自分が面白すぎる（刺激の強すぎる？）小説ばかり求めてさまよった弊害かとも思いますが－。
すんなりと読めて楽しかったにも拘わらず、何か今一つという読後感が残りました。
王太子もジーンも良い人すぎるから?
私は基本、正義感が強くてお人好しキャラは大好きなのですが、この二人はあまりにも良い人すぎました。
人間だから、幾ら善い人でも、ダークな部分があるのが自然だと思います。善い人、悪い人の部分がせめぎ合ってこそ生身の人間ではないでしょうか。そういう意味で、この二人は今一つ、実在の人間のように私には感じられませんでした。
あくまでも、私の個人的な感想にすぎませんが。