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Posted by ブクログ
不思議な食の記憶を訪ねる物語。
女子高生の成瀬もねは、孤独だった。今時スマホも持たずに、生活する。
“やまだ”と名の付く店を巡っている。そこで出てきた料理をポラロイドカメラで写す。
そして、いつのまにか、30店も超える。山田という名前がつく店は、多いのだ。
なぜ、山田という店を探して、料理を写すのか?
その目的が、回を重ねるごとに明らかになっていく。
もねは、お父さんの作る料理が好きだった。そして、お父さんは、山田という名前で、山田屋という料理店を経営していたが、友人の借金の保証人になり、店を手放してしまい、失踪したのだ。
もねは、そのため、父親を探しているのだ。
もねは、同級生に出会い、一緒になって、山田という店を探す。
山田で出される食事を、ポラロイドカメラで写しながら、お父さんの味を思い出すのだ。
食堂山田は、庶民的な店で、出される料理も多い。
その美味しいごはんを食べて感じ入る昔のお父さんが作ってくれた思い出。
実在する6つの名店を巡り、父親を探し当て、お母さんも一緒に、お父さんが作った親子丼を食べる。
それが、本当に美味しいのだ。
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