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さまざまな事情から働きたくても思うように働けない、いわゆる「就労困難者」とよばれる人たちは、全国に約3000万人。 一方で企業は人手不足に悩んでいる。 両者が豊かになれるよう、支援と提案を専門におこなう経営コンサルタントである著者が、“人”と“会社”が幸せになる雇用創出の方法を、事実と実践に基づいて伝える。
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Posted by ブクログ
障がいがあったり、 働きづらさを抱えるどんな人でも、 大丈夫。 この本の著者であり、世界一明るい視覚障がい者である成澤さんのこの言葉に今まで本当に沢山の人が救われただろう。 この本のおかげで、私自身も一歩踏み出す勇気をもらえた。
障がいを持つ人、引きこもった経験を持つ人であっても、その人ができることを見つけ出し、それに合った仕事を見つけ、うまく切り出すことができれば、人と仕事のマッチングは可能であり、そのマッチングは、どんな人でも可能、というのが著者の主張。 著者自身、目が見えないというハンデを抱えている中、人と仕事のマ...続きを読むッチングの成果を上げ続けてるからこそ、説得力があります。 また、人間にとっての働くことの大切さを感じられる内容にもなっています。
会社側の方が前向きに取り組んでいるのも素晴らしいが何よりも1日でも良いからと本人を導く活動が読んでいて心強くなる。漫画で各ケースの紹介があり読みやすかった。 外資系企業で働いていて隙間なく時間を研鑽に充てた方が潰れてしまう話が印象に残る。
ここに出てきた職場の考え方や姿勢がすごい。 「すごい」というのは語弊があるだろうし、そもそもこういう取り組みや受け入れかたが当たり前になるべきことだろうけど「ダイバーシティ」と頻繁に言われる割に本質的にはなかなか浸透してない歯がゆさみたいなことを思うと「すごい」という言葉がどうしても出てきてしまいま...続きを読むす。 勤めていた会社も障がい者を「法定率にあうように雇用しなければならない」から「とりあえず簡単な作業ができるような障がいの人」を雇うという考え方で、個人のもつ特性や特長を考える前提はまずなかったです。 いまだにそういう会社がまだまだ多いとも感じるし、コロナ禍でより就労は厳しくなっているともききます。 「社会が人に合わせる」、この考え方がコロナ禍を乗り切った先に加速度を増して浸透していってほしいと切に願います。
【大丈夫!】 「就職困難者支援」の支援をミッションとしている著者は自称「日本一明るい視覚障がい者」、講演を聴いた時には「高速大量にエナジーを発する人」と感じる方でした。 「働くことは人としてとても大事」 人の役に立つこと、認められること、感謝されることは人間らしく生きるためには必要であり、それら...続きを読むを得るためには『働く』ことが欠かせない。 身体、精神が原因で仕事から離れている「就労困難者」が働けるように「社会が人に合わせる」サポートがもっともっと増えるはず。 「人が社会に合わせる」はもう終わりです。
マルチタスクな仕事を切り出す、できないことやしたくないことをハッキリさせる、大丈夫なんとかなると言う、そして最終的に社会や会社が人に合わせるのが当たり前の世の中にする。 こんな当たり前のことがなんでできないの、とか、そんなのわがままでしょう、とかつい思ってしまうが、そうじゃないんだよなぁ。
TEDでも有名な「世界一明るい視覚障害者」成澤俊輔さんの半生記と運営するNPO法人FDAを頼ってこられた方々の体験談をわかりやすく綴った本。いやだったら初日でもやめてもいい、やりたいことやりたくないことをはっきりさせる、ユニバーサルな社会では会社や社会が個人に合わせていくようになり個人の強みを業務に...続きを読むマッチさせるという発想で望むべき、障害者の親が謝罪と金銭支払を基本として考える不幸なループから抜け出すべき、といった当たり前のようで当たり前でない障がい者をめぐる処方箋が描かれていく。
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成澤俊輔
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