ルポ 地域再生 なぜヨーロッパのまちは元気なのか？

志子田徹

「何もないまち」では終わらない――！
欧州の地方を歩くと、日本に比べてずっと元気に見えた。なぜなのか、日本の地域再生のヒントになることを何か見つけたいと思って、欧州のあちこちを巡りながら取材を重ねた。当事者の声を聞いて、各地に共通して見えたことは、危機的な状況に陥ったまちほど、危機の本質に向き合ってそこからの脱却に真剣に取り組み、結果的に強くなっていたことだ。人口減少、高齢化、空き家の増加、他地域への依存、経済危機……。それらの危機に立ち向かってきた先達たちの原動力と取り組みに迫る。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
• 出版社: イースト・プレス
• 掲載誌・レーベル: イースト新書
• 電子版発売日: 2018年03月08日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★★☆]

ヨーロッパの先例がまとめられた本。

ビジネスアイディアとしても参考になるが、それ以上に地域性を大事にする考え方は日本との違いを大きく感じた。

[ブクログ · ★★★☆☆]

単純比較では語れないことではあるけど
やっぱり日本はもっと地方自治権を
拡大して、特色を出して欲しいなあ。
東京集中はつまらない。
藩のように、独自色を強めた地方が
東京に行かなくても暮らせる魅力に溢れたら。
まして今やITの発達もあるし、
何か出来そうなのに、
知恵がないから何も出来ない…