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大卒が非正規雇用4割という時代に、賢い進路選びをするにはどうしたらいいのか!? 有利な人生を選択するための考え方や情報収集の仕方をご紹介します。『2020年 激変する大学受験!』に続く、保護者や教師必読の一冊です。
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Posted by ブクログ
「親なら知っておきたい、学歴の経済学と」とありますが、親ならずとも、読むと良いでしょう。 今後日本でどのようなことが起こってくるのか、今働いている人々も、安泰ではいられません。 すでに起こっている事実、誰でも手に入れることができる資料から、今後のことを解き明かしていきます。 とりあえず大学に行き、ま...続きを読むあまあのところに就職する、偏差値の高い大学に入学すると安泰、という過去のモデルは終焉を迎えています。 これからどうしていくのか、子を持つ親も、持たない親も、若者も、定年を迎えようとしている者も、読むべき本です。
著者の西川純先生が日本の教育システムや教師・保護者の教育感に懸念を持っていることはよくわかったけれど、いくらなんでも意見が偏りすぎ。学歴はないよりもあったほうが良いのは常識。一流大学に行けないのであれば、大学に進学せずに高校を出たら就職して結婚したほうが良いようなことをおっしゃっているけれど、高卒で...続きを読むは就職先も限られるし、収入面でも見劣りするのが現実。日本に限らず、世界中の親たちが我が子のために教育費を捻出して、少しでも良い学歴・高学歴を身に着けさせたいと願っている。だって現代は学歴社会なのが現実だから。無責任な意見に思えた。
自分が受験していた時と時代が変わっていることを実感。子供の将来のためにアンテナを張りたい。コミュニケーション力と自分で考える力をまずは身につけさせたい。。
一気に読み終わりました. この本を誰が読めばいいか.子どもが中学生までの保護者の方々が読むのが一番良いかもしれません.中学生なら,この本を読みこなして欲しいとも思います.そして,教育関係者も読んでおくべきでしょう.義務教育が果たす役割というのは,今後の社会の中で変わってくるはずです.変化をしっかりと...続きを読む見据えておかなければ.生き方を考えるきっかけとなる本だと思います.
上越教育大学教職大学院教授の西川純先生の著書。 いつもながら、読みやすく、さらさらと読めてしまう。 しかし、読みやすいさの裏に実は本書に書かれている未来の予言は恐ろしいものである。 学歴社会信仰の旧モデルが崩壊しつつある今、オンリーワンを目指して子どもを育てること、またそういう選択肢を子どもに示す...続きを読むこと、 そんなことを教わった気がする。 西川先生の著書はまだまだ読みたい。 ・過去が厳しく問われるようになる時代へ 面接官が注目するのは、選択科目。 「面接官はその学生の4年間全体の行動や選択の履歴によって、その学生のヴィジョンが本物かを判断しようとします。」 ・「一番大事なのは、自分自身の幸せの創造ができる子どもを育てられる教育です。」
保護者向けに書かれた本ですが、かなり衝撃的な内容です。 大雑把にいえば、就職まで見据えて進路を決めないと、生半可な学歴では意味がありませんよ、といったところ。 東大、京大は天才を取ろうとしている。 例えば幼い頃から数学漬けで、ブルーバックスを読みまくり、数の世界に浸るような子供とか、そういった天才...続きを読む。 なにしろノーベル賞なんかを取る人材を育てたいのだから。 そこには入れない、単に入試突破のための勉強の努力ができる程度の平凡な生徒が、学歴だけでにしようと努力しても、非正規雇用で苦しんだり、就きたい職業が需要過多で苦労したりといったことが起こるという。 そんな現状も知らず、教員はとにかく進学実績を上げなければならない現状に置かれていて、本当に子供を思った進路指導をすることが大変になっている。 じつは、専門学校で手に職つける方が、それなりの大学に行くよりも収入は多くなるとか。 だったら生徒がやりたいことがあれば、将来を見越した進路指導をしたらいいじゃないか、って感じなんです。 でも、保護者は学校のどこを見ているかというと、進学実績を見ているわけで。 優秀な生徒を集めるためには進学実績を高めるしかない、この板挟み状態…。 個人的には学問を入試突破の道具にしたり、役に立つ立たないで判断されるのは異論を唱えたいが、現状、そうもいっていられないほど、学歴と、社会で活躍できるかどうかに齟齬が生じているようです。
公表されているデータに基づいて、大学や就職に関わる大きな変化がまとめてある。 大学には入りやすくなったが、就職して正社員になることは難しくなった。大企業でも非正規雇用が増えている。昔からのイメージで将来像を思い描いていては、いけない。 田舎の小中学校の重要性が増しているように思う。都会で就職する...続きを読むことが難しく、地元の人間関係に頼って生活していく方が現実的な社会になりつつある。
意図は大学をけなすことではなく 非正規雇用でも 食べていける生き方 を考えているのには 理解できる部分もある 人生の選択肢は 一つじゃないってことですよね
すでに文部省か大学の制度に対して決めた施策があり、その予想される未来へ向けた子ども達への進路について道しるべとなる本。 生き方についても触れていた。 これは読めて良かった。 子どもを持つ人、身近に大切な子どものいる人にお勧めする。
<目次> 第1章 「うちの子はとにかく大学へ」は危ない! 第2章 いま「安全な進学先」はあるのか? 第3章 トップ大学はこう変わる! 第4章 わが子を生き残れるようにするには <内容> 過激な書きっぷりの本である。ただ第1章、2章は事実。第3章は今後の大学入試の変化を書いているが、トップレ...続きを読むベルはこうなるだろう。第4章は、ある意味自戒を込めて高校の教員がしっかりと学ばねばならないところ。 この著者は上越教育大の教授。一方で「アクティブ・ラーニング」の本も書いているが、この本を含めて読みやすい筆致である。学者然としていないのがいい。
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