「自分だまし」の心理学
  • 完結

「自分だまし」の心理学

858円 (税込)

4pt

3.4

自分のミスは「仕方ない」、他人のミスは「たるんでいる」。人は無意識のうちに自分に都合よく情報を歪めて認識する、これが「自分だまし」なのです。この心理を正しく理解し、上手にコントロールできれば、公私にわたり物事がうまく運べるようになるのです。この本で「だましのリテラシー」を身につけましょう。

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「自分だまし」の心理学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年03月02日

    だましは悪いものでなく人間関係や生き方を円滑にするものである。騙されている自分と鬱傾向とも言える現実的な思考を意識的に切り替えるために、認知を認知する、メタ認知が必要。なかなか面白かった。最後の専門家的オタクは騙されている自分を認識しながら楽しんでいる論、おもしろかった。アイドルをアイドルとして楽し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年02月09日

    人間は、気づかないうちに自らをだましているんです。
    べつにそれは悪い事じゃないんです。

    むしろ、
    自分で自分をだますことによって、公私にわたり物事がうまく運べるようになるんです!

    さあ、だましのテクニックを詐欺師から、カルト集団から、ヲタクから、学ぼうじゃないか!!

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    Posted by ブクログ 2011年08月01日

    だます って 悪いイメージしかないのだけれど。うまく自分をだますことで生きやすくなるんだということがよく分かる。色んな事を自分に都合よく受け取ることで心の平静を保ったり。そして究極のだまされ上手は「おたく」なのだそうだ。

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    Posted by ブクログ 2019年06月27日

    先に読んでいた「詐欺の帝王」とかぶる部分もあったが、人は絶対にだまされない、ということはあり得ないようだ。確かにそうだろう。ただ、だまされやすい人とそうでない人はいるわけで、あまりに簡単に何度もだまされるのはまずい。よくよく考えたらこんなうまい話はないだろうと思うが、考えさせる時間を与える前にだまし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月21日

    無意識の情報処理システムが、意識に上らないうちに様々な情報を整理している。意識に登っているのは、実際に間隔に入ってくる情報のほんの一部にすぎない。その無意識の情報システムによって、情報にバイアスがかかり、人間は実際よりも「ポジティブ」な自己認識を持つようにできている。
    しかし、民族によって、社会に適...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月15日

    自己バイアスについての本。
    誰もが(どんだけ立派な人間ですら)、自分を「だます」ことで社会に適応しているというのを、心理学的に体系立ててまとめられている一冊。

    誰も自分を「だまし」て生きています。

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    Posted by ブクログ 2011年06月04日

    [ 内容 ]
    本書は「だまし」をテーマにした本ですが、詐欺に合わない方法を教えるとか、他人の心を読んで誰かをだます技術を伝授する本ではありません。
    人は無意識のうちに自分に都合よく情報を歪めて認識しているのです。
    例えば、騒々しいパーティ会場で誰かに声をかけられたときに、知人の声だけは耳に飛び込んで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年01月23日

    信大人文学部の教授が書いた本。

    「だまし」のメカニズムを知って、うまく利用しようというお話。
    学術的というより実用性を重視した内容に感じた。

    その分、興ざめした部分は否めない。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    適応のため、人は無意識に自分を「だます」システムを持っている。
    それを利用し、コントロールしようという内容。

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