天国行き 通過列車【電子限定かきおろし付】

せがわ奈央

電車に乗ろうとすると強い不安発作を引き起こす…パニック障害の香坂玲は、だから電車に乗れない。そんな弱点を押し隠し、優等生を装って生きてきたのだが、パニックに襲われた現場を、新院生の熊谷に見られてしまう。「すぐ楽になります」と助けてくれた熊谷の手の熱さがいつまでも胸に残るのだが…。普段の熊谷は生意気で毒舌。プログラミングのセンスも互角で、イラつかされるばかり。その上唐突に「あんたが欲しい」と告げてきて…。電子限定描き下ろしまんが1Pを収録！

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: リブレ
• 掲載誌・レーベル: ビーボーイコミックスデラックス
• ページ数: 211ページ
• 電子版発売日: 2018年02月15日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 74MB

[おこたん · ★★★★★]

めんどくさい主人公

主人公が少しめんどくさい感じだけど、パニック障害はとても大変なことだと思うので、幸せになれてよかったです。

[ブクログ · ★★★★☆]

作者がわりに好き。攻の第一印象との違いがちょっと違和感もあるけど、どちらも一生懸命生きてる感じがする。

[伽羅 · ★★★★☆]

王道的な感じ

それぞれ何か抱えてたり、そこで救いがあったり、二人で乗り越えたり・・・王道かな・・・でも、優しいお話でハッピー・エンドで何よりです。読み終えて、ホッとするかな。

＃胸キュン ＃ハッピー ＃切ない

[ブクログ · ★★★☆☆]

過去の失恋からパニック障害で電車に乗れなくなった大学院生。生意気な新入生のお陰で少しずつ改善していく。心の傷を分かり合う二人だから、優しい～。癒されるわ～

[アイス · ★★★★★]

暖かく見守りたくなる2人

パニック障害で電車に乗れないつらさを知ってるので、内容に惹かれて購入しました。たった1駅の数分でも地獄で息苦しくて、よく駅のホームで絶望して泣いてたので、香坂くんの辛さがわかる。さて、本編ですが、菅原教授のクズさがイマイチなので…香坂くんの辛さや屈折した性格になってしまう部分や熊ちゃんが過去に抱えてるトラウマがぼやけた感じに見えてしまいます。でも、2人がお互い傷を舐め合うんじゃなく、互いに前を向いて歩き出せるような関係で愛し合ってるのがとても良かったです。

[匿名 · ★★★★☆]

絵がとっても好みです。
ストーリーはちょっと好みとは言えず、暗さのある内容でした。
意味不明だなと思うと次の場面でその説明があり、その繰り返しが多かった気がします。意味はわかったけど話の継ぎ目が悪いのかなんなのか、読んでてしっくり来なかったり、スムーズではありませんでした。相手の事を覚えてないのだから、いや例え覚えていたとしても、強引に部屋に連れ込み、脅迫まがいの行為がスルッと通ってしまうのには不自然さを感じました。ストーリーが暗く、明るいものに変わっていく展開はいいのだけど、ごちゃごちゃしていました。
主人公たちが心から向き合って恋人同士になった部分はとても良かったです。

[はる · ★★★★☆]

良かったが、

香坂さんも熊谷くんも、お互い辛い時に助け合っていて、必要な存在になって良かった。
香坂さんが熊谷くんと出逢っていなかったら、苦しいままだったかもしれないと思うと幸せになって本当に良かった。
ただ、香坂さんと熊谷くん以外、好きになれない。

パニック障害だと知られた時
「えー隠されてたのショック」「香坂さん完璧なのにガッカリ」とか何なんだ？
特に人が嫌がっているのに無理やりホームに連れて行った女、体調悪くなったのを見て
「酔ってるって言い訳ぽいし、知り合いのパニック障害に似てる」とか
実際に見たことあるなら何故、助けようとしない？
それでいて後日
「私も人混み苦手だから一緒に車乗せて」とか何様だ。
陰口叩いていたこと謝れよ。
過去のことやパニック障害を克服する感動的な話しだと思うんだけど、後輩たちのせいでイライラした。