従者ライフ

生太 / 八百

愛する妹を庇って、俺は交通事故で死んだ――はずが、妹がハマっていた乙女ゲームの世界に転生した。よりにもよって妹が惚れ込んでいた憎っくきキャラクター、燈明院紅夜の従者として！ しかも、鉄仮面で冷徹で、誰にも隙を見せない完璧人間な奴がなぜか俺に「奉仕しろ」と命じてきて!? それでも、いつか転生してくる(であろう)妹に会うために、嫌々ながらも屈辱の従者ライフを過ごすのだが……。正規ルート完全無視!? 乙女ゲームの世界で従者エンディングって、こんなの絶対間違ってるだろ！

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 一迅社
• 掲載誌・レーベル: ロワ・ブラン
• 電子版発売日: 2017年12月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 8MB

[ブクログ · ★★★★★]

従者である久木に執着溺愛（ただし甘さ控えめ）している主人・紅夜の行動言動を読み進めていたのですが、とにかく久木が妹大好き溺愛系な子だったので、妹↔紅夜のベクトルをへし折ろうとするたび、本来の(笑)ベクトルがこじれてこじれて…。
まぁ、それも含めて面白かったのですが。
ある婚約候補に指摘されたときの紅夜の言動を受けて、たぶん読者の大半は婚約候補と同じ反応を示したと思います。私はそうでした。
この一冊を裏本として紅夜視点で一冊作ってくれないかな？すごく面白そうなんですけど。
そして、ある事がきっかけで関わる生徒会長。久木と話すと突如として言語中枢がおかしくなるのが本当におかしい(笑)可愛い(笑)久木仲良くしてあげて！

[snow · ★★★★★]

あるまじき事に

妹ちゃんにときめいた(笑)
なんて可愛い子なんだと。これじゃあお兄ちゃんが真性シスコンになるのも無理はない。
そのお兄ちゃんこと本作の主人公も、芯に好意が有ったとしても、元がゲイやバイではないのでご都合主義に恋に落ちないのが好感が持てました。
ただ、主人公視点のパワフルな文章なので非常に疲れましたが、続巻があれば是非読みたいと思わせてくれる作品です。

[ゆか · ★★★★★]

良かった！

想像していたよりもずっと破天荒で楽しいお話でした。
主人公の勘違いはいつまで続くのかな～？とわくわくしながらあっという間に読み進めてしまいました！
読んでる方からすると、じれったい～！！でもそこが良い～～！！という感じで、始終キュンキュンさせて貰いました！

[0za0-63r725207c · ★★★★★]

萌える

主人公の勘違いが楽しくもどかしく感じました。最後は最高です。
ぜひ何か問題が起こって続編が見たいです！