人狼ゲーム クレイジーフォックス（4）

川上亮 / 小独活

１２人中５人が死んでしまい、残り７人となった高校生たちは、“人狼”をあぶり出すため、１人を残し全員が縛られて夜を過ごすという奇襲に出る。
人狼仲間の樋口を処刑で失い、３人目の人狼も不明なまま孤立状態だった橘は、拘束から逃れようと必死にもがくが、事態は思わぬ展開となる。
また、最後まで生き残ってさえいれば勝利となる“狐”のあやかは、予想外な滝川の本心に、大きな衝撃を受け――！？
大人気シリーズ、ついに完結！！
★単行本カバー下画像収録★

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 竹書房
• 掲載誌・レーベル: バンブーコミックス
• シリーズ: 人狼ゲームシリーズ
• ページ数: 160ページ
• 電子版発売日: 2019年04月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 152MB

[carbon · ★☆☆☆☆]

ご都合主義的で期待外れでした

過去2作（『人狼ゲーム』『人狼ゲーム ビーストサイド』）がよかったので今作も購入しましたが、期待外れでした。
恋愛要素を偏重し過ぎたせいで、あまりに不可解で非合理的な結末に終わりました。

極限状態においても感情が合理的な決定を阻害してしまう、という人間の宿命をテーマに描いた作品であることは理解しています。
しかし感情が理性を凌駕し、自らの命を危険に晒す決定をあえてするのであれば、余程の強力な理由・背景が描写されていなければ読者としては納得できません。
今作は過去2作とは異なり登場人物の関係性を示すエピソードの描写や心理描写が不十分で、ストーリーに説得力がありませんでした。

要するにご都合主義的でおざなりな結末であるように感じました。
もう読み直すことはないでしょう。こんなことなら買わなければよかったと思います。

[匿名 · ★★★★★]

あやかちゃんの狂いぶりがやばすぎます。有希ちゃんマジでかっこいい。まさかまさかの結末で面白かったです。