イギリスは明日もしたたか

イギリスは明日もしたたか

1,232円 (税込)

6pt

3.5

誰もが驚いた「英国のEU離脱」と「米国のトランプ大統領誕生」。それは既存の世界秩序の崩壊と同時に、新秩序構築のはじまりを意味している。両国は自由な貿易投資体制がもたらす、いわゆる「グローバリゼーション」の先頭に立ってきた。しかし、そこには光と影があった。英国国民は、より政治的・経済的深化を進めようとするEU体制に「ノー」を突き付け、米国国民は「米国一国主義」を謳うトランプを選んだ。
そして今、世界は第二次世界大戦以降に「米国一強」の下で築かれてきた繁栄に別れを告げ、「新秩序」へと向かい始めた。
その中で日本はどう動けばいいのか? 前・駐英国大使が提唱する!
「日本はしたたかな外交巧者“英国”に学び、世界の新秩序構築の先頭に立とう!」と――。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者は2011年から2016年まで駐英大使を務めた外交官。在任中にイギリスが盛り上がったイギリスのEU離脱の国民投票。当時英国の最前線で成り行きを見ていた観察眼は目を見張る。
    非常に面白い視点はイギリスの与党保守党を、「介入からの自由」を「保守」するという支点。EU離脱もEUが連邦化するのに拒否を示

    0
    2023年03月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「きわめてオープンな金融政策」
     雇用優先。
    自動車業界に英国資本の会社はなくなった。
    中国製の原子炉。通信インフラも中国ファーウェイ。
    アメリカに対抗するための中国の窓口。

    「強み」
     EU離脱しても、国としてのビジネス環境の強み(開放性、労働力、安定した制度、20%の低法人税、法律会計インフラ

    0
    2017年03月25日

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