寵辱淫華 ～辱められた捕虜～

犬竹将太 / 桐矢ロク。

「はしたなく女の様に、イッてみせよ」
処刑されるはずだった敵国の皇子を逃がし囚われた傭兵ニブルは、敵国の騎士ラインハルト公爵から手酷い尋問を受ける。
三日三晩の苛烈な責め。卑猥な蹂躙。それでもニブルは口を割らなかった。目的を果たし、哂いながら死にゆくニブルから語られた真実に──騎士は驚愕する。
皇子を救った恩人を拷問していたと知ったラインハルトは、衰弱するニブルを屋敷に囲い、手厚く介抱するが──。
独占欲と愛憎が交差する拘束ＢＬファンタジー登場！

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: いるかネットブックス
• 掲載誌・レーベル: bijou
• 電子版発売日: 2017年09月15日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[はりやま · ★★★★☆]

中々にビックリ

当初、むごくてエロいシーンだけが目当てで読み始めたのですが、面白かったです。物語の仕掛けに引き込まれました。
ただ、途中の平和な日々のパートは読み流しちゃいました。ごめんなさい。

[snow · ★★★★☆]

滾ったぁ!!

イラストの様子を覆す聖騎士様の滾る性欲、もとい愛情と愛着と激執着が凄まじく、いろんな萌え要素てんこ盛りの傭兵ニブルの葛藤が霞んでいて笑った！
拷問のシーンは読み手の想像で補完する形で、さほどキツくはないのですが、途中にある蟲姦は、虫が大嫌いな自分には辛かった⋅⋅⋅。
なかなか濃厚なお話ですが、割りとスルッと読めて(公爵閣下の変貌ぶりが)面白かったです。

[豆助 · ★★★★★]

こういうBLが読みたかった‼︎

タイトルにビビりながらも、試し読みしたときの続きが気になって思わず買って読んでみると‥本当におもしろかったです。登場人物の特に受けであるニブルの過去や自身の葛藤などが、物語が進むにつれて徐々に明らかになり、そんなニブルを不器用ながらも真剣に愛する攻めのラインハルトのぶっ飛んだところがより作品のおもしろさが際立っていてよかったです。本当にこのBLに出会えてよかったと思えました。