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テヌートとソステヌートの違い、わかりますか?
レントとラルゴ、どっちが遅い?
イタリア人はアンダンテが「歩く速さだ」とは捉えていない!
ブリッランテの輝きとは、どんな輝きなのでしょうか?
ソルフェージュの原点は「ソ」と「ファ」の繰り返し!?
解っているようで殆ど理解されてないのが、この「音楽用語」。日本では「楽語辞典」という特別な辞典が存在するため、音楽の専門用語と錯覚してしまっている方が少なくありません。実はその殆どが、今でもイタリア人が日常生活で使っている生きた言葉なのです。音楽は芸術の宝庫イタリアに有り!!ですから、幼稚園生も小学生も大人も何の苦もなく、音楽用語の意味する微妙なニュアンスを完全に把握しています。
本書は、世界的ピアニスト関孝弘とイタリア人ラーゴ・マリアンジェラ夫妻が、「音楽用語」の真の意味を解き明かす書き下ろしエッセイです。レッスンや名曲に頻繁に現れる 70の音楽用語を取り上げ、それらの単語を使った日常会話例と写真、実際の楽曲例とそのワンポイント・メモを、更にコーヒーブレイクとして音楽用語にまつわる興味深い10個のコラムを織り交ぜながら、その言葉の持つ微妙なニュアンスが理解できるよう分かりやすく綴っています。
正に全ての音楽人へおくる、とっておき〈目からウロコの「音楽用語」のはなし〉です。この一冊によって、音楽することへの新しい世界が大きく広がることでしょう。
Posted by ブクログ 2012年01月07日
楽譜に出てくる言葉たち。
「なるほど、こんな意味もあったんかー!」
という発見の連続でした。
「辞書買えば言葉の意味はわかる!」とは思います。
この本の何がいいのか?
それは、イラストです!
言葉の背景にあるものをイメージとして表現してくれています。
って、間違えました!!!
イラストがある...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月01日
アレグロとかプレストとか、楽譜に書かれている音楽用語ってありますよね。
あれは別に中世の遺物とかではなくて、いまもイタリアの日常会話で使われる単語で、そのニュアンスを摑まえることで音楽の理解や表現の幅を広げちゃおう、という本である。
イタリアに留学経験のあるピアニスト関孝弘氏と、イタリア人の奥さ...続きを読む
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