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瀬戸内国際芸術祭をきっかけに、芸術やデザインによって持続可能な社会づくりを模索している「小豆島 醤の郷+坂手港」。島外から参加した若い世代のアーティストやデザイナーが、地元の住民や行政と一体となって、自分たちの「生き方」の問題としてプロジェクトをつくりあげています。
本書は、その構想の実践、検証、長期的なビジョンを記録・発信することで、日本各地で起こりうる社会的な問題を解決するためのヒントを提示するソーシャルデザインの参考書。人口分布や産業、地形といった観点から、現代日本の縮図といえる小豆島での取り組みは、日本の未来を見据えるうえでひとつのモデルケースとなるはずです。
他者が一方的に主導するのではなく、「自らが変わること」で住民たちとの関係を育み、相互の意識を変えていく。本書は、いまなお継続している運動体のプロジェクトそのものであり、行政や教育、各種団体・活動の運営者など、さまざまな立場で地域社会に関わる人へ新たな指針を示しています。
Posted by ブクログ 2014年09月30日
去年弾丸旅行の最中に本当にたまたま立ち寄った小豆島でこれが行われていた。
じっくり見る機会はなかったけど、妙に気になっていた書籍が売っていたので購入。
どうやってまちに関係をもたせ、ストーリーをもたせ、そして従来の観光ではない関係性を持たせた観光がうまく表現されていて参考にしたい取り組みばかりだ...続きを読む
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