つぎ☆はぎナイトメア: 1

ホリ

転がり込んできた使用人は―ちょっぴり人外!? 世界中を飛び回っては、いらない出土品を送ってくる考古学者の父親を持つ海馬マサル。その日もいつものようにガラクタが送られてくるはずだった――しかし、やってきたのはナース服でグラマラスな長身美女!? 地下で眠っていたため現代の生活に不慣れなヴィクターに振り回される、いろんな意味でドキドキなちょっと変わったひとつ屋根の下生活始まります♪

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 一迅社
• 掲載誌・レーベル: 4コマKINGSぱれっとコミックス
• 電子版発売日: 2016年10月22日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 56MB

[ブクログ · ★★★★★]

これは中々にイイ四コマ漫画だ
人外っ娘がヒロインなら何でもいいって訳じゃない、と言いたいトコだが、こうも、趣味が偏っていると説得力に欠けるな、と自分でも判っている
ただ、この『つぎはぎナイトメ』のヒロインであるヴィクターは、人外ヒロインとしてブレがない
表紙から察せる通り、ヴィクターの種族は、人造人間だ。しかも、二〇〇年前に製造された、レアのヴィンテージ級の
大昔に作られただけあって、現代社会における一般常識やモラルが著しく欠如している。けれど、その無知っぷりに可愛さを感じてしまう
しかも、このヴィクター、とんでもなくグラマラス。思春期の男の子には、猛毒である（笑）
そんなヴィクターが、海馬家に転がり込んでくるトコから話は始まる
使用人として、海馬家に馴染みつつ、ヴィクターは新しいボディを得るべく、現代人の新鮮な部位を油断なく狙い続ける・・・まぁ、こう書くと陰惨なイメージが抱かれてしまいそうだが、先にも書いた通り、ヴィクターは現代生活に慣れていないので、ポンコツヒロインである
そんなヴィクターに個性で負けてないのが、海馬家の姉妹、クロエとメイコである。また、他の女性キャラも濃く、抜かりないな、ホリ先生
話の流れは基本的に、ヴィクターのボケを軸にした日常ドラマなのだが、時たま、貴重である男子・マサルとのラヴい雰囲気も漂っており、これからが楽しみになる。マサルは大事なモノを、ヴィクターに奪われてしまうのだろうか
また、ヴィクターのコスチュームチェンジも、この『つぎはぎナイトメア』の魅力と言えるだろう。エロいいお姉さんがコスプレをする、に最高だ。個人的に好きなのは、マサルとの映画館デートで着ていた私服だ。今後、着て欲しいのはミリタリー系か、巫女だな
この台詞を引用に選んだのは、なるほど、と納得に値したので。ヘタレで色香に弱いトコもあるけど、ゲーマーとしては芯があるな、マサル。ゲームに限らず、何にしろ、楽しんだ者勝ちだろう