甘いささやきは社長室で

夏雪なつめ

OLの絵理は、平凡・安定重視型の真面目な26歳。しかしある日、雑誌に載るほどイケメンな社長、桐生から呼び出され「今日から僕の秘書ね」と、拒否権ナシの辞令が下る。チャラついて見える社長に嫌悪感を示すと、「そこまで嫌われると逆に燃えるねぇ」と突然のキス…! 以来、爽やかな笑顔でイジワルをするくせに、時折見せる優しさや真面目で努力家な素顔に、絵理はドキドキが止まらなくて…。

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: スターツ出版
• 掲載誌・レーベル: ベリーズ文庫
• ページ数: 288ページ
• 電子版発売日: 2016年09月16日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

チャラいキャラで、一人称が僕だと、イケメンな彼のはずが3枚目なイメージに
なってしまって、頭の中で色々整えるのに苦労しました。
こういう時は挿絵もあるとイメージ修正が楽なんだけどな…と思っちゃいますが、
やっぱり自分の好みにイメージできるのはこのレーベルのいいところですよね。
挿絵どころか、表紙でさえも、彼の方は輪郭くらいしか表現されてませんし。
ヒロインが彼に惹かれるにはちょっと早くないかな？とは思ったけど、
思った以上にちゃんと言ってくれる人だったので読後感はすっきり。
きっかけを作ってくれたサブキャラの彼もステキな方だったので
本編とは関係ないけど、幸せになってほしいなぁ…と。
ライバル的存在の彼女が本当にいい人そうなのが若干気の毒にも思えましたが。
嫌なキャラだと気にならない何かがちょっとだけもやっと残った気はします。

[ブクログ · ★★★★☆]

あーなんかやっぱり安心して読めるわー(´▽`)
チャラい社長とツンデレ秘書なんて
もう大好物ですわ（爆）。
チャラいようでいて実はマジメだったりとか
氷の女王といわれるほどのクールビューティーが笑顔を見せるとか
ギャップ萌え要素も抜かりなし。
個人的にひとつ残念なのはチャラ社長の一人称が『僕』だったってこと。
彼女とふたりきりのときは『俺』だと
もっとキュンキュンするのにぃとか思いました（笑）。

にしても三木さんと婚約者さんは救済してあげてほしいです。
いっそこのふたりくっつけちゃうってのはどうでしょう?