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少子化に歯止めがかからず、経済的な格差も拡大の一途。教育費の負担が家計を圧迫する一方で、学校の教育力低下が問題に。このまま日本は衰退の道をたどってしまうのか? 著者は、9歳のとき突然父親を交通事故で亡くし、貧しい生活を強いられるが、高校も大学も奨学金のおかげで進学できた経験を持つ。だからこそ、貧困がゆえにこれからの時代を生き抜くために必要な能力を修得するチャンスが閉ざされるような国にしてはならないという強い思いを持っている。では、どうしたらよいのか。教育は主に家計が負担するという自助努力の考え方から、教育に公財政を支出して、国家として未来を支える人材を育てる方向に変えるべきだと著者は主張する。財源の使い道は、教育再生、グローバル人財育成、スポーツ・文化・科学技術と多岐にわたり、教育費の軽減は最大の少子化対策であり、社会保障にもなるという前文部科学大臣の渾身作。
...続きを読むPosted by ブクログ 2017年02月21日
文科相の人ってやっぱり頭がいいんだな。教育投資、テーマは「金」だから、どうしたって税収やその使い道、妥当性や有用性といった内容が多い。強く感じたことは、脳内のデータベースが違うということ。自分をゲームボーイだとしたら、下村氏はプレステ3くらいの容量の違いがありそうだ。でも、本当に興味があって読み進め...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月02日
たまには下村氏の専門分野を御
機会均等が最良の解決手段とは思えない
教育の現場でも細分化高度化していると感じているが これは必要なことだろうか?
教育においても 金銭 消費にばかり 目が向いていないか?
教育方法論については同調する
「自分」とは何か 社会国家も含め 再確認する時期なのではない...続きを読む
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