無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
1分1秒を争う過酷な状況で求められる思考と行動とは? 附属池田小事件、福知山線脱線事故、毒入り餃子事件。多くの命を救ってきた救急医が、そのとき、医者、患者、家族が何を考え、どう行動するかを語る。どんな人にも、苦渋のなかで判断しないといけない場面があり、それは誰にも避けることができません。ご自身あるいはご家族が瀕死の状況に陥ったときどうするのか。私たち医者も、自分たちの死の際を思いながら、毎日仕事をしています。それでも答えは出ません。でも、答えが出ないなりに考え続けています。その過程を少しでも共有できたら、ヒトの死と生を知ることに繋がるのではないか――。本書が少しでもそのお役に立てることを願ってやみません。――「はじめに」より【目次】第1章 患者からしか学べない/第2章 救急医になるのはこんな人/第3章 あの事件の裏側で/第4章 救急医の判断力を支えるもの/第5章 救急医の死生観
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年08月27日
救急医の覚悟や心構えの一端を知ることができた。
ヒリヒリするような緊張感を前に、どのような準備をし判断を下しているのか、自分の仕事にも参考になった。
ドラマのイメージや著者も言っているが、アドレナリン出っ放しな一種のハイな状態での現場はどこか「さばいている」ようにも感じたが実はそうではない。
救命...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月30日
救急救命である著者が大切にしていること、普段考えていることなどが飾り気のない言葉で綴られている。
「人の命を救う」という究極の危機管理の中で培われた著者の経験や洞察は、他の職業についている方でも共感できるところが多いように思う。
専門用語もほとんどなく、文体も難しくない。医師になろうとしている人...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。