Posted by ブクログ
2014年12月06日
千葉リョウコさん初の麗人コミックス。
濡れ場頑張っていらっしゃる*。・+(人*´∀`)+・。* でもスゴい過剰ってわけでもなく、ちょうど良いスパイスとして盛り込まれている。1冊まるまる表題作で面白かった!
昔付き合っていた2人が再会。片やホスト 、片や生活安全課の刑事。それは『家業を継ぐ(繋ぐ)』...続きを読むとお互いが描いていたままの姿…。
文を好きすぎて、ホストに馴染んでいく彼の変化に不安のあまり別れを切り出してしまった崇晴と、別れを告げられ好きなのに『崇晴の本気』を感じてウッカリ頷いてしまった文。再会して身体を繋げても、お互いこれ以上傷付きたくなくて「付き合ってるわけじゃない」と、予防線を張り合う関係。
なんか文章にすると陳腐だけど、これ千葉さん上手く描いてるわ~(`;ω;´) 読みながら切なくて辛かった。言葉が足りないと言えばそれまでだけど、好きな人が変わっていくのを喜んで応援出来るかどうか…って、一緒に居られるか離れるかの重要なポイントだよね。
崇晴は応援しようとして、でも喜べないから別れを切り出してしまった。文が大好きなのに。クールで感情が表に出にくい崇晴だけど、だから苦しまない訳じゃない。別れてから再会するまで、再会して身体を繋げても「深入りしちゃダメだ」って自分に言い聞かせている姿は、独り善がりに見えるかもしれないけど私は健気に思えたよ(涙)
それより文の方が、崇晴の部下に嫉妬して見せたりわかりやすい態度を取るんだけど、それでも「期待しちゃいけない」って距離を保つ崇晴。でも文が頑張って『必要なのは身体だけじゃないんだ』と態度で崇晴に訴え続け、少しずつ歩み寄る最中に事件が勃発して………
最後はちゃんとLOVEになって良かった!いや両想いなの部下にも気付かれてたけどね(笑) でも言葉でお互い伝えあってからの甘さが堪らない…(*/∀\*)きゃーっ!!
あの崇晴がっ!デレてる~っ♪凶悪に可愛いです、ありがとうリョウコさんっ!文もね、嬉し涙浮かべちゃうんだけど。私攻めの涙大好物なんだ…リョウコさんわかってらっしゃる!!(落ち着け)
描きおろしは本当に、ここまで描いてくださってありがとうございます…と土下座したい気持ちに。素直になった崇晴のデレが素晴らしいのと、文の一途さを皆さんにも読んでいただきたいっ♪o((〃∇〃o))((o〃∇〃))o♪
私の中で、間違いなく千葉さんのイチオシ作品です!2人とも良かったね…(泣) 読めて良かった!!