「――おたくの魔法、騙りに堕ちたぜ」
文明が発展し、神の不在が囁かれ始めた時代。伝説の英雄を騙って悪徳貴族から金銭をだまし取って暮らす詐欺師のキッドは、ある少女に協力を依頼される。「お願いします、キッド様。あなたにも参戦して頂きたいのです。神ユグラティアの制定せし戦い、“神儀演武”に。」なんと伝説は真実を伝えており、キッドとその仲間は世界を統べる7つの種族の戦い、神儀演武に巻き込まれていく。
これは嘘から始まり『本物』へと至る、綻びだらけの英雄譚。詐欺師キッドの虚実織り交ぜた最高のショータイム、いよいよスタート!
Posted by ブクログ 2021年06月28日
伝説の英雄を騙って詐欺を働く主人公は、
"神儀演武"という世界を統べる種族の戦いに参加するよう
少女に協力を依頼される。
今回はその予選で人類代表を決める話。
少女が主人公に壮大な戦いに依頼し続ける根拠が
ただ信じてるというもの。
主人公は、起きるであろうことを先読みし、
淡々...続きを読む