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Posted by ブクログ
「世界最高のクラシック」というタイトルだが、トスカニーニからラトルまで、著者が最高だと考える26人の指揮者を取り上げ、好きなCDを紹介しているだけの本である。
まず、指揮者の紹介をして、そのあとに名盤紹介という構成である。指揮者によっては、その特徴をうまく捉えていると思う記述もあった。私は名盤紹介のような本は好きなので、よほど嫌いな書き手の本でない限り読んでしまうが、許氏の本は読後に不満が残ることが多い。
読み応えがないからか、趣味が合わないからなのか、書き方が好きではないからか、はっきりとした理由はわからないが、とにかくすっきりしない。
初心者に向けて書いた本だが、許氏の本は本書に限らず、クラシック音楽のビギナーには、お勧めしにくい。固定観念に囚われてしまいそうだからだ。
クラシック音楽に慣れ親しんでいて、クラシック音楽の本も何十冊も読んでいる人なら、「文庫本で手に取りやすいし、読んでみても良いかもしれませんね」という程度のおすすめ度である。
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