侮れない本。これが印象です。
例文がシンプルで優しいのですが、その実伝えるニュアンスは時に繊細。なんというか、ネイティブっぽい英語のニュアンスを表現している例文や解説が多い。
一例を申し上げます。例えば、idea, plan, solutionの強度。あるいはpropose(強め)とsuggest(弱め)の違いとか。
私なぞ万年平社員の権威なしですが「こうしたほうがいいんじゃね?」というニュアンスで”I would like to propose”とか平気で使っていました。でもproposeとはどちらかというと命令に近いニュアンスらしいです。ですので、この場合は”I would like to suggest”である方がhumbleというか状況にあっていたはずです。
あと、依頼・命令表現を読んでいて、自らの覚え違い?も発覚。
過去学校では”you’d better 原型” は ~した方が良い、と習った記憶があります。で、またまた、この表現を、ほんと軽めの感じで「~した方がいいんじゃね?」的なニュアンスで使っていたのですが、本書によると”You must ~”よりも強い、命令・依頼の最上級の強度らしいです。
いままで私のメールを受け取っていた皆さん、ほんとごめんなさい。