モノトーン

伊藤悶

結婚は女の幸せのゴールなんだろうか?そして、男にとっての結婚の意味は何なんだろうか?時代や状況は違うが、結婚が決まったのに、ザワついているカップル達のアンソロジー。男の安心感を淡泊と感じる女心、身分をわきまえきれないほどの愛情、本当に男と女って難しい。そして、男にとってイイカラダの女って、どれほどの価値があるのだろうか。とにかく女と男はザワつくものだと実感できる一冊。

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: ジュディーコミックス
• ページ数: 176ページ
• 電子版発売日: 2015年03月02日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 31MB

[G · ★☆☆☆☆]

3話入り。

1話目は結婚間近の2人で社内恋愛。
彼女としては交際は順調と思っていたが、最近彼氏は冷たくなったように感じていた。
そんな時、彼氏の同僚男から実は彼氏は相当な遊び人と聞かされた彼女は不安になっていたが、追い打ちをかけるように大晦日に自分には内緒で社の女達に誘われて｢恒例｣のパーティーに誘われていたのを偶然耳にしてしまう。

読んでいて感じたけど、この彼女って彼氏に聞きたい事も確かめたい事も言わずに溜め込んでしまい、結果的には彼女のせいで残念な結末に…と物語ではされてるけど、でもこの彼氏が元凶なんですよね。
彼氏が疑われるような事をした結果彼女がヒドい目に合って、後に彼氏も仕事でミスしておあいこなんだけど、でも彼氏が｢…今なら許せると思う…｣とか言っていたけど、だいたいオマエのせいで彼女があのようになったんだろ？！と思ったけど、でも彼女も自責の念しかなくて、なんで〰？って読者としては感じたけどなぁ。
彼女を騙したあの男やあの女達はそれ以降一切出てこなかったから悔しかったなぁ。

ホントに元はと言えばこの彼氏がバカとしか思えなかった。結婚間近でバッチェラーパーティー気分を味わいたかったのか？。
結婚したら２度と来れないと思ったから…と言ってたけど。
一言彼女に言うべきだったし。

時代が昭和だったから考え方が違ったのかな。
納得できなかった。


他の２作は幸せに感じない内容でした。
この1話目がマシでした。