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中国が今のままの経済成長を続けることができるのか――。
これは中国と直接ビジネスをしている企業関係者にとって極めて重要な課題ではないでしょうか。既に日本の貿易相手は中国が最大の存在です。大都市を中心とした所得水準の向上とともに、日本企業の製品・サービスを購入できる層も急速に増加しています。政治関係は冷え込んだままですが、日本経済の発展を考えれば、中国経済の順調な成長が不可欠だということに、異論はあまりないのではないでしょうか。
ところが、潜在的な反中・嫌中意識も手伝って、中国の経済情勢や先行きに対してネガティブに見てしまう日本人は少なくありません。中国に厳しい見方を打ちだしている書籍や雑誌が書店の棚に数多く並んでいるのも、そうした意識を反映しているからでしょう。本書を著した瀬口清之氏(元日本銀行北京事務所長)は、そんな見方に異を唱えます。
本書は反中・嫌中バイアスを排した現実的な目線で中国経済を分析し、様々な疑問に答えたものです。中国のマクロ経済とミクロ動向に精通した著者による、楽観でも悲観でもない現実的な中国分析をぜひお読みください。
Posted by ブクログ 2023年03月11日
中国経済が鄧小平改革により成長ロケット第一弾に点火させ「輸出立国」を実現、世界NO.2まで押し上げた。
第二弾は2008年リーマンショック後、国内需要主導型への転換、これが第二弾。2010年以降、投資主導で進められてるが債務の蓄積、個人の所得格差など枠組みづくりに苦心。
しかも米国$覇権を改める体制...続きを読む
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