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グローバル企業ではなく新興国の企業が、製品だけでなくビジネスモデルのイノベーションも起こし、それを先進国へと広げていく。これが「リバース・イノベーション2.0」だ。 華為技術、小米、メディアテック、テンセント……。なぜ中国で起こり、そこから日本は何を学べるか。 一橋大学イノベーション研究センター・米倉誠一郎教授推薦。
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Posted by ブクログ
中国出身で日本の大学・企業経験を持つ著者の視点での、中国企業の活躍振りとその理由を考察した書です。なによりも、著者が中国出身というだけに、経営学や技術論だけでなく、中国人の気質・価値観にもスポットを当てて考察しているのが、非常に参考になりました。ちょうど、中国や中国人の文化・価値観を把握したいと思っ...続きを読むていたので、自分にとっては大変タイムリーでした。 欧米人がイノベーター、日本人が職人、中国人が商人という考察は、まさにその通りだなと認識した次第です。本書でもご指摘の通り、日本人技術者は、どうも顧客と向き合っていないなと感じております。「最高の技術よりも、顧客にとって最適な技術を」という著者の主張を確実に受け止めたいと思います。
「リバース・イノベーション2.0」という大層なものではなく、勃興する中国の工業製品の紹介という方が適切。 一応、リバース・イノベーション2.0の特徴として、 ・最先端ではなく”最適な”技術 ・社会ネットワークによる大衆のイノベーション ・独自ではなく、グローバルリソースからの価値創造 ・技術と社会の...続きを読む両輪のイノベーション とあるが、”2.0”とまで言ってしまうのは違和感がある。リバース・イノベーションを前面に出したいのであれば、『リバース・イノベーション大国中国』といった方が内容に合致する。最適な技術が必要、なんていうのはどこのどんな場合でも当てはまるし中国特有でも、現代特有のものでもないし。 そう理解して読めば、Huawei、ZTE、小米などの事例紹介としては悪い本ではない。タイトルが残念。
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リバース・イノベーション2.0 世界を牽引する中国企業の「創造力」
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